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染みる…。 ページ20

「んー………。」

DH「…ん?(笑)」

「ん。大丈夫。」

DH「…^^」

ニッコリ笑ったドンヘが、わたしの頭をくしゃくしゃってした…。

DH「今は辛いけどー…元気出して…^^」

「………、、、」

今日は…心がとにかく敏感で、なにもかもがいちいち染みる…。

肌を刺すようなこの寒さも、

カレとの思い出も、

ドンヘの優しさも…。

DH「どーしたー(笑)泣くなよー^^(汗)」

「…わかんない…(泣)」

DH「え??(笑)」

「えへっ…えぇええん…(泣)」

今日は、徐々に…って言うことを知らないわたしの涙腺。

ドバドバドバーって溢れ出る涙を堪えきれなくて、
その場でしゃがみ込んだ…

DH「A!?(笑)」

「……(泣)」

DH「ヤー…こんなとこで…(笑)A?」

「わたしと…別れる前からだったのかな…とか…(泣)別れてから、ただただ本当に二人のタイミングがバッチリだっただけなのかな…とか…(泣)」

DH「………」

顔を伏せたまま話す…

「今更…考えても無駄なのに…(泣)全部知れて、納得する自分と…知らないほうが幸せだったかもって思う自分と…(泣)」

DH「………」

「もう…関係ないのに…(泣)」

DH「…ん…」

泣いてるわたしの背中を、ドンヘの手が優しく摩る…。

「……(泣)」

DH「A…取りあえずここ…風邪引くから…(汗)」

「……(泣)」

DH「ん?」

「…ん…(泣)」

立ち上がろうとした時、ドンヘがわたしの両腕を引っ張る。

DH「ェーィ…(泣)折角泣き止んだのに…(笑)」

自分の服の袖口で、涙でぐしゃぐしゃなわたしの顔を拭く…。

「………(泣)」

DH「部屋…何階?」

「…ぇ…?(泣)」

DH「部屋まで送るよ。階段から転げ落ちたら大変だから。」

「………。」

大丈夫だよって思う自分と、
正直今、少しの時間も一人になりたくないって思う自分…。

「…3階…」

だけど実際、階段を登り始めると思ったよりも全然自由の利かない体…。

登ってるつもりなのに、全然上がってない足…。

見兼ねたドンヘが、わたしを脇に抱えるようにして登った…。

「ぁ、ここ…」

DH「ここ?」

「うん。鍵鍵…鍵ー…」

DH「ないの?」

「うんんー。あると思うよー…」

鞄の中をがさごそするわたし…

DH「…貸して」

小さな声で「ごめん」と言って、わたしの鞄から鍵を見つけ出す…。

ドンヘが鍵を開けて、玄関のドアを開ける…。

「ありがとー^^」

玄関に入って靴を脱ごうとした時、
足元がグニャグニャンっとして、倒れこんだ…

三十分。→←酔っ払い…。



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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2012年11月21日 19時

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