三十三話 ページ38
零「準決勝のふたつの舞台は対照的じゃったのう、戦争と平和。
悲劇と喜劇。
憎悪と情愛……
それが激突する決勝戦は、女房を質にいれてでも見る価値がある
楽しませてもらうぞ、各々方♪
それでは、失敬。
諸君らの、健闘を祈っておるよ
さ、Aも行くぞ。
これ以上、天祥院くんと同じ場所にいる必要はないからのう」
零はAの手を引いて舞台袖へと連れて行く
しかしAは舞台袖へと消える直前、足を止めて呟いた
『天祥院くん…それに『fine』、生徒会の者たち…。
この【DDD】が終わったら、話がしたい
特に……日々樹くん』
渉「!」
突然呼ばれたことに渉は少しの動揺を見せる
『其方とは、一度しっかり話がしたい』
それだけ言うと、Aと零は舞台袖へと消えていった
〜おまけ〜
渉「(A…)
これはこれは…我らが王妃様の直々のお呼び出しとは!
久々に心が喜びに震えています…!!
Amazing☆」
桃李「う…うわぁぁん!!
なんで、そんなに余裕そうなんだよ!!
ボク、Aにだけは嫌われたくないよぉ〜!!」
弓弦「坊ちゃま。
舞台上での大声は控えてくださいまし。
Aさまのことは…わたくしたちが、それだけの苦しみを与えてしまったという証明に…
他ならないのですから」
舞台上では、Aの言葉に対して、『fine』がそれぞれの反応をみせていた
天祥院はそんな三人の反応を、憂いのある瞳で見ていた
〜英智「(あぁ…
僕の覇道を共に進んでくれた代償は…
あまりにも大きすぎたよ。
ねぇ、A)」〜
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あやなん(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます。色々と考えてしまうことはありますが、読者の皆さんに少しでも面白いと思っていただける小説をこれからも描いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 (2022年10月10日 23時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 再開ありがとうございます!!!!ずっと楽しみにしてたので嬉しいです!無理しない程度に頑張ってください!応援してます! (2022年10月10日 22時) (レス) @page44 id: a5378d014a (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます!年末年始は立て込んでいるのですが、更新できるように頑張ります! (2021年12月26日 8時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - この作品大好きです!!更新待ってます* (2021年12月26日 2時) (レス) @page42 id: e52c580f03 (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん@飴玉中毒者(プロフ) - あやなんさん» ありがとうございます(о´∀`о) (2021年11月21日 10時) (レス) id: 23be3b705f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやなん x他1人 | 作成日時:2021年3月13日 21時