振り向いてよ、王妃様【あんスタ】

十七話　「革命」 ページ18

〜講堂〜




ひなた「うっわ、マジで勝っちゃったの？

　 おめでとう、転校生さん！
　 いやぁ、妬ましいっ、羨ましいよ！
　 勝てて良かったね、特訓に付きあったお礼はいつかしてね〜♪」




あんず「アハハ･･････考えとくよ」




零「･･････ふう、さすがに緊張したわい。
　 最後の最後まで、冷や冷やしたぞよ

　 おぬしらは、まだ足りぬ。
　 薄氷を踏むような勝利じゃ、現にAと争っていれば負けていたであろう。
　 けれど勝利は勝利じゃの♪

　 おめでとう

　 そして、ありがとう。
　 この学院の時計を進めてほしいという、我輩の願いは叶った。
　 こんなに嬉しいことはないのう、くっくっく☆

　 Aも、よく頑張ったの♪」




『いいや、零のおかげじゃ

　妾だけでは、『Trickstar(あの子たち)』を勝たせてやることは、できなかったじゃろう

　ありがとう、零』ニコッ




なずな「大団円って感じですけど！
　 優勝『アイドル』は規定にのっとって、アンコールとして最後にもう一曲だけパフォーマンスすることができます！

　 『Trickstar』の面々、どうぞ！

　 観客の皆さんも、全員お立ちください！
　 彼らの勝利を祝いつつ、パフォーマンスに酔いしれましょう！

　 宴の始まりだ〜！
　 おい『Ra*bits』のみんなも舞台にあがってこいっ、バックダンサーをしてやろう♪

　 踊り明かすぞ〜っ、めでたいっ☆
　 よかったよかった、喜びを分かちあうぞ〜♪」




零「そうじゃの、『UNDEAD』も登壇せよ！
　 ゆうたくんもおいで！
　 みんなで掴んだ勝利じゃ、みんなで祝うのが道理じゃのう♪」




薫「あっ、待って待って！
　 Aちゃん俺、今がいいな〜♪」




『ん？
　あぁ、ガーデンテラスでの約束かえ？』




薫「うんうん！
　 頑張ったから、『ごほうび』ほしいな〜♪」




『ふむ･･････。

　では薫、少ししゃがんでくれんかのう？』




薫「いいよ〜☆

　 これでい『チュッ』




《キャーーーーー！！！！》

　 ･･････え？」




『薫は、あんずからのキスを期待していたようじゃったからのう。
　代わりになるとは思わんが、妾も頬にキスをさせてもらったぞ♪

　『ごほうび』はそれでいいかえ？』




薫「う、ん･･････。
　 アリガト//////」









〜薫「(十分すぎるよ、Aちゃん･･････//////！)」〜

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