十話 「混沌」 ページ11
一週間後
〜講堂〜
学院最強ユニット『紅月』は、朔間零の奇策に倒れた
ひなた「はいはい、いいから出てってくださ〜い?」
ゆうた「前座がもたつくとダレちゃうでしょ、せっかく会場が最高にあったまってるのに〜?」
敬人「俺たちが・・・・・・前座だと!?」
ひなた「プライドが傷ついたならすみません、でもそういう流れになってるんだよね〜♪」
ゆうた「すくなくとも一般客から見たら、前座ですよ。
『紅月』も『UNDEAD』も、俺たち『2wink』もね?」
ひなた「先に勝利し、すべてを終わらせる・・・・・・
そんな常勝不敗を築きあげたシステムが徒になりましたね〜、世間的には先にでたほうが前座☆」
ゆうた「そうじゃなくても、どうせ俺たちは前座ですけどね〜」
敬人「何?」
パッ
敬人「(スポットライトが突然・・・・・・!
今度は何だ!?)」
『ふふふ。
皆、このステージを楽しんでおるかえ?』
会場が静まり返った
しかし、それも一瞬のこと
《キャーーーーー!!!!》
『今宵の『S1』、最後の前座はこの妾・・・・・・
『Lilith』の復活祭じゃ!』
《ワーーーーー!!!!》
『〜♪〜〜〜〜♪〜〜』
己のアイドル衣装である黒いドレスをまとい、Aは歌いだした
Aが動くたびドレスの裾がフワリと揺れ、金の糸で施された刺繍が、美しく煌めく
敬人「(なんということだ・・・・・・!!
Aさんの知名度は群を抜いている。
Aさんが前座になる・・・・・・つまり、全員が次のユニットに大きな期待をよせる!!
また、『2wink』と『Lilith』で対バン形式の試合は終わる。
ならば、次のユニットは得点を全ての観客からもらうことができる・・・・・・!!)」
『蓮巳くん、そなたたちもまた・・・・・・あの激動の時代を忘れていたのじゃよ
さぁ、観客たちよ!
前座の舞台は閉幕じゃ。
次のユニットこそ真打ち!
全員、美しい光で会場を、彼らを!
どうか彩っておくれ!』
そう言ってAは、煙幕と共に舞台から消え去った
零「お疲れさま、じゃのう。
A、いいステージじゃった」
『ありがとう、零』
敬人「Aさん・・・・・・」
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あやなん(プロフ) - 椿さん» コメントありがとうございます。色々と考えてしまうことはありますが、読者の皆さんに少しでも面白いと思っていただける小説をこれからも描いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 (2022年10月10日 23時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 再開ありがとうございます!!!!ずっと楽しみにしてたので嬉しいです!無理しない程度に頑張ってください!応援してます! (2022年10月10日 22時) (レス) @page44 id: a5378d014a (このIDを非表示/違反報告)
あやなん(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます!年末年始は立て込んでいるのですが、更新できるように頑張ります! (2021年12月26日 8時) (レス) id: d5cd118286 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - この作品大好きです!!更新待ってます* (2021年12月26日 2時) (レス) @page42 id: e52c580f03 (このIDを非表示/違反報告)
セラヲタなごちん@飴玉中毒者(プロフ) - あやなんさん» ありがとうございます(о´∀`о) (2021年11月21日 10時) (レス) id: 23be3b705f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやなん x他1人 | 作成日時:2021年3月13日 21時