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やっと鱗滝さんの家に到着した。中に入ろうと足を進める。するとドガと扉が破壊された(困惑)




驚いているのも束の間、ててて…と禰豆子が家の中から出てきた。




貴方「!!ね、ずこ?」




炭「あーっ!!!禰豆子ォお前っ…起きたのかぁ!!」




そう叫んだ炭治郎に気づいた禰豆子はこちらに走ってくる。そんな禰豆子に炭治郎も近づこうとする。




貴方「アッ、ちょっと待って炭治郎危」




危ない、と言い終わる前に炭治郎はどてんと転ぶ。話を聞け。




転んだ炭治郎に手を伸ばし抱き締めた禰豆子。すると炭治郎はボロボロと涙を流す。




そんな二人を見て私も近づく。そして二人を抱き締める。




貴方「ああ…良かった。みんな生きてる」




するといつの間にか外に出ていた鱗滝さんにがしっと三人全員抱き締められる。




鱗「よく生きて戻った!!!」




そう言った鱗滝さんも、お面の下で涙を流していた。




しばらくの間、私達(炭治郎・鱗滝)はその場で泣いていた。




□□□□




□□□




□□









十五日後




炭「あっ鱗滝さんあの人かな?」




扉から顔をだしてそう言う炭治郎。私も炭治郎の後ろから外の様子を伺う。




チリン、チリン、そう音を立てながら歩いてくる人が一人。その音の正体は風鈴だった。




どうしよう、不審者にしか見えない(失礼)




??「俺は鋼鐡塚という者だ。竈門炭治郎、竈門Aの刀を打った者だ」




その人は私達の刀を打ってくれた人だった。おいおい嘘でしょ

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作者名:夜百合 | 作成日時:2017年12月1日 21時

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