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ドリフェス当日。
会場が騒然としていた。
美琴「あら、どうしたのかしら。ユニットの旗を持てる方が居ないのかしら」
北斗「ポールがこんなに重いなんて聞いてないぞ!」
美琴「聞かれなかったもの」
衣更「それに、そいつ、EINDEじゃないだろ」
とEINDEのユニットの旗を振る筋肉が目立つ人間を指す。
美琴「助っ人はありと言ったはずだけど?この人は丁度見つけたからさっき助っ人に頼んだの」
明星「飛び入り助っ人というわけ・・・?」
Trickstarに困惑が流れる。
そんななか誰かがステージに上がる。
Trickstarやあんずは驚いた顔を浮かべる。
EINDEは驚きの表情を隠せずに息を呑む。
A「じゃあ私が飛び入りで助っ人して良いんだ?」
美琴「・・・・そういうこと・・・・」
A「えぇ。私はこの学院の生徒だし彼女とおなじ性別だし、文句はないわよね?」
彼女、と旗を持っている人物を指す。
美琴「え、えぇ・・・構わないわ。貴女の細腕で持てるわけないけど。それよりそのふざけた格好は何?」
男装をしている。
Aがにこりと手を振ると女性客から黄色い歓声が沸く。
A「忘れたのかしら?私、元アイドルよ?」
遊木「ま、待って!そのポール凄く重いんだよ?!俺たち両手で持てないぐらい・・・・!」
とAはウィンクをしてポールを片手で掴むとすっと抜けた。
A「いけないよ。お嬢さん。旗が地面に触れては。旗手を務めるなら旗は魅せなければ。彼らの道しるべにならなければ彼らはどこへ走ればいいのか分からなくなる」
と大きく旗を振ると歓声が上がる。
A「このステージでは私がTrickstarを勝利へ導こう。さぁ、EINDE。君達はどこへ向かう?旗手は貴方たちの言葉を待っているよ!」
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dragonkotataka(プロフ) - 失礼なのは承知ですが、お話の内容があまり頭に入ってきません (2020年6月9日 19時) (レス) id: c8b2391e71 (このIDを非表示/違反報告)
大貴@眠い(プロフ) - なずなくんの漢字が違います。仁兎って書きます。読み方は、あってますが。。。なずなくんの推しとしては、間違えて欲しくなかったです。ごめんなさい。 (2019年9月20日 17時) (レス) id: ffd2ea8bcc (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - すみませんが【32話】が抜けてますよ。 (2019年9月4日 23時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時:2019年8月10日 17時