【ヒロアカ】4 転生したらチートで愛されてるとかお決まりなんですか？

第8試合 爆豪VS麗日【１】 ページ6

Aと同様に観客席に戻って来た緑谷と飯田。

その顔は、麗日を心配する、顔をしていた。


飯田「麗日君、戦略は、あるのだろうか。」


緑谷「分からない・・・でも、あるにはあるよ。

かっちゃんは、強い・・・！

本気の近接戦闘は、殆ど隙無しで

動く程きょうりょくになっていく“個性”だ。

空中移動があるけど・・・兎に角

浮かしちゃえば主導権を握らる。

だから・・・速攻だと思う。」


緑谷の話を聞いていたAは

爆豪と麗日の目を見て、目を細めた。


『リスクを持つお茶子ちゃん。

メリットを持つかっちゃん。

想像の出来る、結果が見えててても

本人の意思までと想像は、無理か。』


両隣に座っている、耳郎と蛙吹は、？を浮かべた。

Aの目の前に座っていた、緑谷と飯田も

なんの意味なのか分からず、首を傾げた。


爆豪「お前、浮かす奴だな丸顔。

退くなら今退けよ。

「痛ぇ」じゃ、すまねぇぞ。」


《START‼》


麗日「丸が・・・退くなんて選択肢ないから！」


麗日は、手を構えて爆豪へ向かった。


BOOM)


麗日「ぶわっ」


爆豪の攻撃は、麗日に直撃。

それを見ていた観客席の人達は、目を細めた。


「うわあ、モロ・・・‼」

「女の子相手にマジか・・・・・・」


爆豪は、そんな言葉を気にする事無く

警戒心を剥き出しに、しながら煙立つ中に入った。


爆豪「じゃあ、死ね」


麗日の体操服を見た爆豪は、捕まえた、が


爆豪「ナメっ・・・」


爆豪が触れたのは、麗日の着ていた体操服の

上着だけだった。


《上着を浮かせて、這わせたのかぁ‼

よー咄嗟に出来たな！》


そして麗日は、爆豪の背後を取ったが

爆豪の方が反応が早く、背後に現れた麗日の姿を

確認し、そのまま爆破した。


BOOOM)・・・ガガガッ)


麗日「わ”っ・・・たっ」ザザザ)


麗日は、またもや爆豪の爆破により

簡単に吹っ飛ばされた。


瀬呂「見てから動いてる・・・！？」


上鳴「あの反応速度なら

煙幕はもう関係ねぇな。」


瀬呂「触れなきゃ発動出来ねぇ、麗日の“個性”。

あの反応神経には、ちょっと分が悪いぞ。」


観客からも分かる、個性の差に

皆が皆、顔を歪めたり、顔色を悪くしたりと

試合を観ていた。


《麗日‼間髪入れず、再突進‼》


爆豪「おっせぇ！」


BOOOM‼)


麗日は、爆豪の爆破に恐れずに立ち向かう。

吹っ飛ばされても、立ち向かうの繰り返し。


麗日「おらあああああ‼!」


BOOOM‼)

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