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怖がりな選手の控え室へ ページ4

by麗日 お茶子

飯田「ハァ)」


麗日「お疲れ様、飯田君。」


飯田「お・・・うらら・・・かじゃないな⁉

シワシワだぞ眉間‼」


麗日「みけん?

あー・・・ちょっとね、緊張がね。

眉間に、来てたね。」


とウチは、笑って言うたら、飯田君は、少し考えて

言うてかれた。


飯田「そうか、君の相手。

あの、爆豪君だものな・・・。」


麗日「うん・・・超恐い、でもね・・・。

飯田君のあのやつとか、見ててね・・・。」


ウチは、恐い気持ちを抑え込もうと

自分の手首を、強く掴んで言うた。


ガチャ)


緑谷「『麗日さん‼/お茶子ちゃん‼』」


麗日「デク君!Aちゃん!

アレ?皆の試合、見なくていいの?」


緑谷「だいたい短期決戦で、すぐ終わってて

今、切島君と」


『尾白が戦ってるよ‼

殴り合いだよ‼拳と尻尾の‼

三奈ちゃんは、青山君のベルトを酸で溶かして

慌てた隙を狙って、アゴに一発‼KO‼』


緑谷「常闇君は、先手必勝。

八百万さんが準備したのを、使わせなかった。」


飯田「一対一なら、彼は最強に近いな・・・。

いや、白黒君が居る限り、最強では無いか。」


『褒め言葉を、どうも。』


麗日「じゃあ・・・もう、次・・・すぐ・・・」


ドックン)

思わず、体が強張った。

次が、ウチの番なんだと。


飯田「しかしまァ、流石に爆豪君も女性相手に

全力で爆発は・・・」


緑谷「するね」


『絶対にね‼』


緑谷「皆、夢の為に

此処で一番に、なろうとしてる。

かっちゃんでなくとも

手加減なんて、考えてないよ・・・。」


『かっちゃんは、真っ直ぐな奴だから。』


デク君とAちゃんの答えに、なんか

不安が薄れた気がした。

でもやっぱり、恐いものは、恐いままやった。

手が震えとる。


『お茶子ちゃん・・・恐い?』


Aちゃんは、優しい声でウチに聞いて来た。

なんか我慢してるんのも、辛くなって

ウチは、溜めてた弱音を、吐き出した。


麗日「恐い・・・恐くて、恐くて堪らん。

いつも怒っとる爆豪君見て・・・戦うなんて

とても出来んわ。

勝てる気がせーへん・・・。」


ポツリ、ポツリと、弱音を漏らすと

情けなくなって来た。

皆、あんなに頑張っとんのに、どないしよ。

これから、戦うん言うのに。

さっきよりも、震えが強くなっとる。


飯田「麗日君。」


緑谷「麗日さん。」


『戦うのが恐いのは、私も同じだよ。』

怖がりな選手と恐がりなチート→←第4試合終了 飯田VS発目



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綾南 - あれー?バグだよね?うんバグだと思い更新願う (3月7日 18時) (レス) @page20 id: f91d9a82a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずな - 完結…?バグですかね。続きが来る事を信じて待ってます (9月12日 11時) (レス) @page20 id: f39121074c (このIDを非表示/違反報告)
アハハ - んー????????うん!ばぐだぁ (2022年6月20日 19時) (レス) @page20 id: c1eed52d14 (このIDを非表示/違反報告)
リィ(プロフ) - お…終わっ…た…?バグ…?何の間違い…??続き…は…?更新が…再開することを…願って…います… (2022年2月23日 17時) (レス) @page20 id: 3d8772a864 (このIDを非表示/違反報告)
きつね君。 - 完結…?あれ?バグかな…?バグと信じて…更新頑張ってください!!! (2022年2月11日 11時) (レス) @page20 id: 25b546cc8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アニメズ | 作者ホームページ:みんなの心が私達のホムペだ!!  
作成日時:2018年12月28日 13時

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