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3. ページ4

『適当にベッドにでも座ってて下さい』

言われた通りベッドにすわっ、てなかった。
寝てた。

__まあいっか。


『と、いうか。
 私への用ってなんですか。』

彼の隣に座る。

太宰「そう!!」

おぅいきなり起き上がると吃驚するわ。


太宰「ねぇ、A」


『なんですか?』


グイッと腕を引かれる。
それから耳元でささやかれる。


太宰「私の補佐官にならないかい?」

不覚にもときめいていた自分を殺 したい。


『...え?
 てかそれ、森先生には、』

太宰「言った。とっくに。」

『詰まり拒否権はない、と。
 

 はい。やりますよ、太宰さん。』

内心スゴくめんどくさい。


太宰「んふふ、Aならそう言うと思ってた!
  じゃあ明日起こしに行くから。」

『えぇ?いいんですか?』

一応私立ち位置は太宰さんより下なんですが。


太宰「うん。私がそうしたいから。」


『そうですか。
 でも、一つ聞きたい事がありまして。



 私が太宰さんを部屋に入れなかったなら、どうしてました?』

補佐官をやるには相手の事をよく知らなくてはならない。
そしてこの太宰さん、私の頭では理解し得ない領域。
だから行動のパターンとか性格をもっと掴まなきゃ。
そんな考えと、単なる興味からきた質問。
裏社会に生きる人ってどう答えるんだろう?
...位の軽い気持ち。



太宰「そうだねぇ、例えば」


そう言われ押し倒される。


『なっ、ちょ、』


キスされる。
ま、まて、キ、キキキkッス!?
ちょ、はじめてだったんd

『んッ、ふぁ、』

どんどん激しくなっていく。
触れ合うだけだったのが舌を絡め、かぶり付く様なものに。
でも、苦しい。
彼の胸を叩くと、離してくれた。

『...へぇ〜太宰さんは女性に部屋に入れてもらえなかったらキ、キスするんですねへぇ〜。』


顔赤いの隠せてるかな?
恥ずかしい/////


太宰「誰彼構わずするみたいにいわないでくれる?」

『え、ち、ちゃうんすか』

太宰「...Aだからしたのに。」

『ふ、ぇ?』

えっとそれは...?

太宰「Aのことが好きってこと」

悪びれもせずよくけろっと云えるなぁおい。

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設定タグ:文スト , 太宰治 , ヤンデレ   
作品ジャンル:恋愛
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羅暁改(プロフ) - 作りました。本物証明のため、これまでにあげた画像などで根拠をあげています。良ければ。 (2020年7月29日 0時) (レス) id: 459386e54a (このIDを非表示/違反報告)
羅暁(代理) - 更新できないので違うアカで書き直します。羅暁改 という名前のやつは本物です。パクリではありません。 (2020年7月28日 22時) (レス) id: 459386e54a (このIDを非表示/違反報告)
羅暁(プロフ) - 明日?ええ来て欲しくないです来ないで下さい。 (2019年9月1日 23時) (レス) id: 29ef4bacad (このIDを非表示/違反報告)
羅暁(プロフ) - 昨日はミジミラ行って、帰ってきたら泥のように寝た。 (2019年9月1日 13時) (レス) id: 29ef4bacad (このIDを非表示/違反報告)
羅暁(プロフ) - トップのイラスト見える? (2019年8月30日 13時) (レス) id: 29ef4bacad (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:羅暁 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php?mailchkd=1  
作成日時:2019年7月30日 18時

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