11.病みはじめ。 ページ12
太宰「説明しろって顔に書いてあるから説明すると、
昨日私が告白して、Aが応えてくれた。
___そうだよねぇ?」
『うんうん。』
中也「手前本気か!?A!?」
『え、本気だけど?』
中也「ッ...!」
太宰「じゃあ邪魔者はご退場願おう!」
そう言って私を部屋に引き入れ、中也を追い出す。
そのまま中也を放置し、鍵を掛ける。
『いや、そこまでしなくても、』
太宰「ねぇ、A
こうして君は男を連れて私の部屋を訪れた訳だけど。
何か言うことなぁい?」
『う"!!
す、すいませんでした。』
太宰「任務中もセクハラ受けていた時、直接殺 してやろうかとか思ったよ」
『それは私も____
待って、なんで知ってるの?』
もしかして____!
ネクタイピンの裏、首の裏のシャツの襟部分、考えたくもないがスカートの中。
あとはスカートのポケットの中。
盗聴機、あとたぶんGPS仕掛けるならこんなとこかな?
____ビンゴ。
首の裏のシャツの襟と、スカートのポケットだった。
『この盗聴機使って聞いてたの?
あとGPSで場所を把握して』
太宰「もしもの時のためにね」
『もしももなにも、今日聞いてたよね?』
太宰「だって付き合って初日だから不安だったんだもの。
私以外の男に尻尾振ってないか、とか。」
過剰すぎない?
いや、昨日治は
太宰「私昨日言ったよね!?
私結構嫉妬深いって!!
私昨日言ったよね!?
常に私の彼女だってこと、忘れないでって!!
なのになんで聞けないのかなぁ?
ねぇ
ねぇ!
ねぇ!!
ねぇ!!!」
治とは思えないくらいの大きな声に、身体が跳ねる。
太宰「なんでもいいから...
応えてよ、A」
『...ッごめん。
治に昨日あんなに言われたのに。
治に寂しい思いをさせて。』
だって廊下で待ってくれていた。
彼だって寂しかっただろう。
太宰「...以後気を付けてよ」
許された?
じゃぁいつもの治に...
『ねぇ、おさ、』
彼は笑っていた。
悲しげに。
泣きながら。
太宰「ふふふ、やっぱり、嘘だったんだねぇA
その«優しさ»も!!
«慰め»も!!
«好き»も!!
«愛»も!!!!!」
太宰「なんで?
ねぇなんで?
なんでそんな嘘の«愛»で許されると思ってるの?
なんで許されようとしてるの?!
私から離れようとしてるの?
ねぇ、Aの«愛»って何?」
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羅暁改(プロフ) - 作りました。本物証明のため、これまでにあげた画像などで根拠をあげています。良ければ。 (2020年7月29日 0時) (
レス) id: 459386e54a (このIDを非表示/違反報告)
羅暁(代理) - 更新できないので違うアカで書き直します。羅暁改 という名前のやつは本物です。パクリではありません。 (2020年7月28日 22時) (レス) id: 459386e54a (このIDを非表示/違反報告)
羅暁(プロフ) - 明日?ええ来て欲しくないです来ないで下さい。 (2019年9月1日 23時) (レス) id: 29ef4bacad (このIDを非表示/違反報告)
羅暁(プロフ) - 昨日はミジミラ行って、帰ってきたら泥のように寝た。 (2019年9月1日 13時) (レス) id: 29ef4bacad (このIDを非表示/違反報告)
羅暁(プロフ) - トップのイラスト見える? (2019年8月30日 13時) (レス) id: 29ef4bacad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羅暁 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php?mailchkd=1
作成日時：2019年7月30日 18時
