Sweet Lesson2

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「あんまり今の気にしないで下さい！」






なにやら焦ってる玉ちゃん






さっきまでの真剣な感じはもう消えてて




いつものふわふわしてる玉ちゃんに戻った







「…？わかった」







心なしか玉ちゃんの顔が赤い気がしたけど


そのまま自分のデスクに戻った









仕事を定時で切り上げて



会社を出た







カバンから携帯をだして通知を見ると






ひろ19時30分ぐらいに家行くわ








ってひろからきてた






んー、あと2時間ぐらいあるから

ゆっくり準備しても大丈夫そう！






A了解です!








とだけ返信して家に向かった









ーーーーーーーーーー



家に着いて





とりあえず服を着替えた







最近新しく買った紫と白のボーダーのシルク生地のルームウェア






着心地とデザインがすっごく良くて即買っちゃったやつ






変じゃないかなぁって思いながら鏡の前に立って自分とにらめっこ






こんなことしてたら時間が無くなっちゃうから





さっそく夕飯の支度に取り掛かった







野菜たっぷりのスープを完成させてと千切りキャベツをお皿に盛り付けて








あとはハンバーグだけ








手で一生懸命丸めてあとは焼くだけってところまでできた








時計を見ると19時







あと30分か…いい感じに出来上がりそう








ハンバーグをひとつひとつ丁寧に焼いて









「でーきたっ！」






出来上がったハンバーグを皿に盛りながら

ちょっと作りすぎちゃったかもって思ってると








“ピーンポーン”







家のチャイムが鳴った








はーい っていいながらドアを開けると








ラフな格好のひろがいた








ひろに会うのが1週間ぶりだったから思わずひろの顔をじっと見つめてると








「…？どした？笑」







私の様子を見て不思議に思ってひろがそう言った








「いやっなんか久しぶりだなぁって」









「うん、まぁ1週間ぶりだけど笑 中入ってもいい？」









「あ！どうぞー」








部屋に入るなり








「うわっめっちゃいい匂いすんじゃん」







鼻をくんくんして匂いを嗅いでるひろ








「もう出来てるから座って食べよう！」








そう言ってひろを椅子に座らせた

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