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番外編その2 ページ31

太宰)「え…黒髪ロングにゴスロリ…?
思ってたより露出面積が少ないねぇー」


中也)「手前は黙れ」

『ゆ、許してくれませんかっ?』


Aちゃん渾身の演技だぞっ!?


中也)「はァ…ったく。」

『許さしてくださるのですね!?』


はぁ…安心した……

睡眠って重要なんだねぇ…

このままだったら暴力振るわれてたなぁ。
危なかったぁ!






ま、暴力ざたになっても勝てるんだけどねキリッ


安心したら力抜けてきた…

眠気が…ッ

_________ここで意識が途絶えた。

ーーーーーーーーーーーーー


目を開けたら天井だった(語彙力)


もふもふしたベッドが、これらの出来事は
全て夢だと語っていた。


ってことを中也くんに語ってみた。


中也)「あ、嗚呼…。夢、だろそれは」

『だよねぇ。あんな中也くんが冷たいわけ
がないもんね!』


中也)「そ、それもそうだな…」









Aが倒れたあと、太宰が部屋まで
運んだということは


自分の名誉を守るため、
そして太宰治の株を下げるために


秘密にしておくと中原中也は心に誓った。


ーー番外編の番外編ーー

太宰side

太宰)「中也は金髪で、
もう少し胸が大きい子が好みだと思ってたな」


このA、すっごく貧乳だよ!?←

黒髪でゴスロリで貧乳って、、、

中也)「それは昔の好みだ。つーか黙れ」

昔の好みの方がまだ共感出来るなぁ…

バタッ


…え?

中也)「Aッ!?糞、体が動かねェ」

太宰)「私が本部まで連れていくよ」

中也)「そうか、頼んだ。」



太宰)「あと、さっきの発言撤回するよ」

中也)「はァ?」

太宰)「黒髪貧乳美人さん。
わたしもそれが一番いいや」


中也)「…手前とは被りたくなかった」

太宰)「わたしも被りたくなかったよ」



倒れたAを見ると、

何時もの、異能の、大人っぽい格好ではなく

黒髪のサイドテールで、中也の服のアレンジ
バージョンのような服と帽子を身につけた


本来の、12歳のAの姿をしていた。



彼女の本来の姿を見るのは
彼女を拾った時以来だなぁ。


だから触れたのもその時以来。

こればかりは自分の異能を恨むよね…




お姫様抱っこをしてAの部屋へ急ぐ。



太宰はAの姿をみた瞬間理解した。

黒髪で、成長途中の体。


中原中也はA本来の姿を気に入っているのである。




だから本に乗っていた人が好みではなく、

あくまでもAの代わりに過ぎないのだ…

59日目→←番外編



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作者名:ゆーき | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年12月25日 21時

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