パツキン坊っちゃんとべりたや ページ3
ｹﾚ｢この辺りの廊下も、結構にぎやかになりそうですね。｣
そう言った途端、ケーレのスマホが鳴る。
ｹﾚ｢超絶級に嫌な予感がします。もしもし？｣
ﾏｲ｢た、助けてくれ！坊っちゃんが、ワープ設定間違えて、変な所に飛ばされたんだよ！｣
ｹﾚ｢なんですって？次元座標は？｣
ﾏｲ｢Y237、X1267だったな。｣
ｹﾚ｢わかりました。今行くので待っていてください。｣
倉塚｢面白そー。私もついていってええか？｣
ｹﾚ｢断っても付いてきますよね？まあいいです。行きますよ？｣
倉塚｢ほーい。｣
ケーレがドアのパネルに座標を打ち込む。
倉塚の言う｢どこでもドアの上位互換｣だ。
ドアが開いた。
倉塚｢さむ。なにここ。｣
ｹﾚ｢雪ですね。涼しくていいですね。｣
倉塚｢あなたの元々の種族なんだっけ？｣
ｹﾚ｢ジャックフロストですが？｣
倉塚｢戻ったら私凍るんだけど。｣
ｹﾚ｢あ、凍ったら闇課に宅配で送りつけます。着払いで。｣
倉塚｢カルちゃんに怒られる。｣
ｹﾚ｢これが闇課の死神と呼ばれた人の上司なんですか.....｣
ﾒﾄﾗ｢メガネー！こっちこっち！｣
ｹﾚ｢アルメトラ！マイトはどこですか？｣
ﾒﾄﾗ｢姉御はあっち！｣
ｹﾚ｢マイトさん！気絶してます。｣
数分前.....
ﾏｲ｢だーーっ、さみぃ！坊っちゃん！早く帰るぞ！｣
ﾍﾞﾘ｢みぇ？その制服、もしかしてDASの職員さんか？オレ様もDAS職員だぞ！｣
ﾒﾄﾗ｢まじか！オレ、アルメトラ！よろしくな！｣
ﾍﾞﾘ｢今から全く働かないハニーのために、タコスを作るぞ！｣
ﾒﾄﾗ｢まじか！オレも手伝う！｣
ﾏｲ｢えっ。(坊っちゃんが料理なんぞしたら、たちまち暗黒物質になるんだよな.....)｣
数分後。
ﾒﾄﾗ｢できた！｣
ﾏｲ(案の定暗黒物質じゃねえか.....)｢おー！上手くできたな！一個貰うぜ！｣ゴフッ
ﾒﾄﾗ｢あ、姉御ーーーーーー‼‼｣
ﾒﾄﾗ｢ってなわけ。｣
ｹﾚ｢やっぱり貴方ですか.....｣
倉塚｢えっなにそれこわい｣
続く
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作者名：倉塚めろん | 作成日時：2020年9月2日 20時
