氷少女、拾われちゃいました。[NARUTO]

6話 ページ7

(グランド)




ｲﾙｶ)今から組み手を始める！
ペアは俺が先決めておいた！




すると皆は「えー！？」とか「まじかよー！」
みたいな事を言ってた。




ｲﾙｶ)まずは、うずまきナルトと奈良シカマル！




周りからは「シカマルやっちゃえー！」
「ナルト負けろー！」「ナルトなんかに負けるな！」
みたいな事が聞こえる。


何なんだよ、ナルトも応援してやらないのか。





ｼｶﾏﾙ)めんどくせー…。


ﾅﾙﾄ)ぜってー負けねーってばよ！




まぁ、見とくか。


イルカの「開始！」という掛け声で
二人の組み手が始まった。




一つ突っ込みたい。

シカマルって奴、やる気無さすぎ。



まぁ、結果はシカマルって奴が勝ったけど。
めんどくせーとか言いながらさ。




ｲﾙｶ)よし、次は氷波優希とうちはサスケ！




やっと僕か。

うちはって、結構強いような…




女子「キャー！サスケくぅーん！！」




女子煩い！




女子「転校生に負けないでー！」




…ｲﾗｯ)




『宜しく、うちはサスケ。』


ｻｽｹ)ふん…。女だからといって容赦しない。


『それでいい。』


ｲﾙｶ)おい、優希！危ないからフード取れー！




そう、僕は今フード深く被ってる。

けどさ…取るわけないだろ？




『却下です。早く始めたいんだけど…』


ｲﾙｶ)ったく…。では、始め！




サスケは僕に向かって攻撃をしかける。

それに対して、
僕は攻撃を避けながら捌いていく。



うーん…流石男子。

速いし、攻撃も重い。



どう勝とうかな。

背後とるのもアリだし…

　


ｲﾙｶ)(優希…遊んでる！？)
おい優希！遊ぶな！




わー、バレちゃった。

てかイルカ先生のせいで
サスケ怒っちゃったじゃん！




『はぁ…もう終わらせよ。』




僕は向かってきたサスケを背負い投げをし、
倒れたサスケの上に乗り、
拳を相手の顔の前で寸止めする。




ｲﾙｶ)そ、そこまで！
この勝負、氷波優希の勝ち！




あー、終わった。

案外つまんなかったなぁ。




なんか周りから
ブーイングかかってるけど…



何でだ？？

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