012 『聞いて奥様』 ページ14
今の状態、メイド女が現れた。以上
「……あのね、咲夜、普通に出てきて頂戴」
「貴方達の話が終わるまで待ってられる程暇じゃないのよ」
「何だとー!?」
「貴女は黙ってなさいコソ泥」
「泥棒じゃない! 一生借りてるだけだ!」
いやそれは『借りる』じゃないと思う。
「一緒よ。まぁそんな事どうでもいいわ、霊夢」
「何よ」
「その子を預からせてもらえるかしら?」
「拒否したら?」
「力づくで奪うまで」
「ったく…これだから紅魔の連中は…」
「あら、お嬢様を侮辱するつもり?」
「んなことしないわよ、また『アレ』なんか出されたら面倒なだけだしね」
……その子って私のことだよね? え、何? 私売られるの?
「受け取ってどうするつもりよ」
「知らないわ、お嬢様のご命令ですもの」
「アイツの? また運命がなんだとかなんとか」
何その人怖い
「安心してちょうだい、悪いようにはしないわ。少なくとも命の保証はしましょう」
「だからってはいどうぞ、とは渡せないんだけど」
いやいや安心の基準が命の保証がされるか否かって怖すぎます
「一日一万で手をうちましょう」
「許可するわ」
は? なんか今サラっと人身売買行われたんだけど、しかも私、そう私
「ってことで花奈、紅魔館に行きなさい」
「いやいやいやどこですかそこ何されるんですか私」
「知らないわよ、流石にレミリアでも貴女の血は吸わないでしょうから安心しなさい」
安心できねーよ不安増したわ、なんだよ血は吸わないって。何吸われるんだよ
「そういうことよ、安心して」
いやどういうことだよ分かんないです私
「あーホントに大丈夫だから、貴女は客人としてもてなすわ。どうせここに住む予定だった
んでしょう?」
「そうだけど…というか貴女は誰ですか？」
「あ、ごめんなさい自己紹介がまだだったわね。私の名前は十六夜 咲夜、紅魔館でメイド
長をさせていただいているわ。貴女のことはさっき聞いておいたから大丈夫よ」
「あ、そうですか…じゃなくて! 紅魔館ってなんですか!? いやここも分からないけど…」
「紅魔館は私の主、吸血鬼レミリア・スカーレット様が治める館よ」
聞いて奥様吸血鬼ですっておほほほほほほ
…………泣きそう
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阿須波(プロフ) - 雪猫さん» うぐ……言うてくれるな (2016年11月25日 18時) (
レス) id: b6c158c874 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 阿須波さん» だねw誤字脱字無くなったと思ってたのにw (2016年11月25日 17時) (レス) id: 4502338fd1 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - 雪猫さん» ぽっちゃりみたいになってしまった(笑) (2016年11月25日 17時) (レス) id: b6c158c874 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫(プロフ) - 阿須波さん» ぽったりになってるよー←ぴったりの間違いでは？ (2016年11月25日 17時) (レス) id: 4502338fd1 (このIDを非表示/違反報告)
阿須波(プロフ) - レモンジュースさん» いやー僕の名前実在の神様の名前を元にしてるんだけどこのストーリーにぴったりだったからｗ ちなみに足場と旅立ちの神様で宮中の守護神、夜久さんにぽったりでしょ？ｗ (2016年11月25日 17時) (レス) id: b6c158c874 (このIDを非表示/違反報告)
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