逃げ出した少女、捜索中。【あんスタ】

アメイジング星人 ページ23

「おはようございます、A！
あなたの日々樹渉です☆」

「お帰りください。」

起きたら奴がいた。リビングに。何故。
え、何普通にくつろいでんの。お母さん、なんでそいつに飲み物を渡す？？
え、ちょっと待ってパニックだわ。


「ふふっ、渉くんはAさんを迎えに来てくれたみたいよ。」

「わたる！さっきのやって！！」

「いいでしょう、夏くん！１．２…Amazing☆」

「わー！はと！！」

なんでこんなに馴染んでんだよ、こいつ。
なんで懐いてんだよ、春も夏も秋も。おかしいだろ、なんでいるんだよ(2回目)

迎えに来たって…急すぎるだろ。

「あ、もう荷物はお母様から預かりましたよ！お母様も弟くん達も私も用意は終わりました〜！

あとは貴女だけですよ〜、お寝坊さん…☆」

「は？お寝坊さんって…………うっわ。寝過ごしたやばいちよっと待ってぇぇ！！」

ドタドタと自室に戻る私をニコニコしながら見ているお母さんと渉。

朝からまさかまさかの展開なんだけど。






「終わった〜」

「お疲れ様です〜！」

「ねね、いこ！」

「はいはい、いこうね〜。忘れ物ない？」

「ないよ。ねーちゃんが着替えてる間もう確認まで終わったから。」

「A、荷物持ちますよ☆」

「わたる、だっこ！！」

「はいはい☆おいで、秋くん！」

「……秋、なんでおねーちゃんより懐いてんのよ…」

子兎ちゃん→←反射神経よさげなのよ。

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