same dream 38 ページ40
父「仲の良い家族姿をメディアで見せれば
私も、会社もクリーンなイメージが高まる。
今のタイミングで、公表しなさい。
お前の父親が私であると。」
愛のかけらもない、冷酷な目で私を見る父。
永人「いずれ、俺の会社の広告モデルに
したら、さらにイメージよくなるだろうなあ」
父「ああ、そうだな。
これから芸能の仕事は選びなさい。
うちの会社のイメージが良くなるように
クリーンな仕事だけしろ。
CMも、うちと敵対するところは断れ。」
勝手に進んでいく話。
A「あの、、
私は、あなたに家族の縁を切られたはずです。」
父「戸籍上は娘だ。」
A「娘だなんて、思ってないくせに」
父「勝手に出て行って、自由を与えてやっただろ」
A「遥瑠に前、会いました。
学校にも行かせず、家に閉じ込めるようなことをしているそうですね。」
父「ああ。
まあ、全部お前のせいだろ。
お前が勝手に自由を選びとったせいだ。」
A「、、、最低」
父「家族だと公表する時に、
遥瑠のことも公表すれば良いだろ。」
A「遥瑠は、それを望んでますか」
父「知らん。」
A「知らんって、、。
遥瑠を後継者にするために、遥瑠を苦しめてきたくせに
再婚したら、この他人を後継者扱いして、
遥瑠の気持ちは無視ですか。」
父「遥瑠には
不自由ない暮らしをさせてやっている。
会社に従うのは当然だ。」
遥瑠はこの5年ずっと日の当たらない場所で
孤独に苦しんでいたんだろうと、思い知る。
父「お前が公表すれば、
遥瑠だって、自由になれるんじゃないのか？
表に顔が出せるようになれば、
まあ、遥瑠にも、会社の一つ与えてやっても良いし」
A「、、、。遥瑠と話したい。」
父「はあ、、分かった。
これ、遥瑠の連絡先と、私の連絡先だ。
基本、お前らに選択権はないからな。」
連絡先をテーブルに雑に置かれて、
父と永人という男は立ち上がる。
父「早めに連絡しろ」
そう言って父は、部屋を出る。
そのあと男はわたしに顔を近づけて、
永人「これから宜しくね。
仲良くしていこうよ。」
と手を差し出す。
A「あなたは家族じゃない」
睨みつけて、握手を拒む。
永人「あっそ、若いね、笑」
と馬鹿にしたように笑って、部屋を出て行った。
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樹(プロフ) - あやかさん» 「いつまでも」とは違った展開になるようにと、考えています。最後までまた見届けていただけたら嬉しいです。 (2022年1月19日 23時) (
レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - こんばんは。更新有難うございます。一粒のダイヤと心に流れる涙、想像以上の展開にドキドキしています。泣いても泣かされても心に嘘はつけないですね。最後までどんな展開になるのか楽しみです。 (2022年1月19日 21時) (レス) @page34 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 空気感は変わりましたよね。嵐の過去は私にとって宝物で、今もDVD見たりしてやっぱり好きだなあ、って幸せをもらえる存在です。完全に過去に浸ってしまっています。また、楽しんでいただけるように頑張りますね。ありがとうございます。 (2022年1月18日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - 樹さん、いつも更新有難うございます。今日もzeroを見てここにきました。ここ一年の間に顔が、雰囲気というか纏っている空気が変わったような。当たり前の変化でしょうね。樹さんワールドは未来を見ていた頃に戻れるから。そう思って読んでる方いると思います。 (2022年1月18日 1時) (レス) @page26 id: 270e1ea97a (このIDを非表示/違反報告)
樹(プロフ) - あやかさん» 更新とても遅くなってしまってごめんなさい。待っていただいてとても嬉しいです。戻りたい気持ち、すごくわかります。彼らを追いかけるのが日常で、生活の中に彼らがいた毎日は本当に幸せだったなあ、なんて思います。戻りたくなりますよね。 (2022年1月17日 6時) (レス) id: b08abe3394 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：樹 | 作成日時：2021年11月19日 21時
