#２ ページ5
noon
琥太郎「あの…千歳さん、急に全員呼び出してどうしたんすか？」
千歳「うん…急に呼び出してごめんね。朝話した占いの結果について皆に報告しようと思ったんだけど…いいかな？」
栞里「あら、案外早く終わったのね」
鈴「鈴も、もっと苦戦するものかと思ってましたぁ…」
千歳「苦戦はしたんだけどね…。なんとか出来たよ！」
朔「それで、結果はどうなったの？まず誰を占ったのかも気になるんだけど…」
千歳「あ、うん！朝に朔くんに言われた通り僕が信用したい人を占ってみたんだけど…あ、占ったのは蒼だよ」
蒼「俺…？」
千歳「うん。それで結果は…特に悪いようには出なかったから、蒼は人狼ではない…と思う」
波瑠「ほんと！？やった〜！あおくんは信用していいってことだねっ！」
朔「そうなるね。…とは言ってもあおからすれば僕らも怪しいだろうけど…」
波瑠「あっ…そっかあ……」
蒼「…？俺は2人のことは疑ってないけど…」
朔「…はぁ……あおは確白なんだから僕らを怪しんでもらわないと困るよ」
波瑠「う〜ん……」
孤茶「…まあとりあえず話をまとめよか。現段階で白、つまり市民陣営やと思ってええのは占い師である千歳と占いで白やった蒼。こんぐらいか？」
莉緒「そうだね〜。紫音は守るとかなんとか言ってるけど人狼の可能性だってあるし…」
紫音「我は人など食わぬぞッ！！」
莉緒「今は誰であろーが信用できませーん」
玲音「そうだな…千歳！もう1人くらい今から占えたりしないのか？」
千歳「え？う、うーん…実は誰かを占うのって結構精神的にも集中させなくちゃいけなくて、今からもう一回ってなると厳しいかな…」
玲音「そうか…」
孤茶「ん…まあしゃーないわ。白確が2人になっただけ前進や。とりあえず…次わいらが考えるべきことは何かわかっとるか？」
ひより「……？」
新田「ふふ。今夜僕たちのうちの誰かを処刑するかどうか、ですよ。ひよ」
ひより「あ……そ、そっか…！」
孤茶「おう、せやな。まあこの村に残っとるんはわいも含めて14人。そこから白確の千歳と蒼を抜いて12人。今夜、この中の12人のうちの誰かを処刑するべきか見極めなあかんのや」
鈴「しょ、処刑って…？」
栞里「…殺すってこと？」
孤茶「まあ人狼やったとしたら生かしとくわけにもいかんしな」
鈴「ひっ……！！」
孤茶「まあそう怯えるなやwとにかく全員また夜に集まろーや。それまでに考えといてくれや」
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作者名：遥生 | 作成日時：2023年6月10日 21時
