検索窓
今日:22 hit、昨日:65 hit、合計:6,840 hit

17. ページ18

 
 
 



契約している駐車場に車を止め、助手席の扉を開ける。
 
 
 
 



「Aー、Aちゃーん」
 
 
 
 



Aはすっかり寝てしまっていて、銀八は彼女の鞄を肩に掛け直すと彼女を抱き寄せ車から引っ張り出す。
 
 





『んん…』
 
 
 




所謂抱っこ状態でAを支え持ち上げる。
車のロックをキーで操作し、そのまま家へと向かった。
 
 





.





.
 




.
 
 






Aをベッドの上に下ろし、顔に掛かった髪を掻き分けた。
彼女はスゥスゥと寝息を立てている。
 
 






「どんだけ飲んだんだよ」
 
 





酒が弱い訳でもあるまいに。
あんなになるまで飲んで本音を吐き出す姿は久々に見たような、…見たことが無いような。
 
 



余程、飲みの席が楽しかったのだろう。

 
 





『ぎん、ぱ…ち』

「…!」

『…z』

「ふ、此処に居るよ」

 
 
 
 





手の甲を滑らせるように彼女の頬に触れる。
聞こえているのか、Aは少し笑っていた。
 
 
 
 





---

18.→←16.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
36人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀八 , 3z
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アカツキ | 作成日時:2024年1月14日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。