俺がいないと ページ5
.
大「……あー腹減った。飯食いに行かねぇ？」
涼「そうだね、僕もお腹空いた。パスタ食べたい！」
山田が幸せにならなきゃ俺も前へ進めない。
心から笑って、もう俺は必要ないってなるまでは側にいるつもりだから。
.
涼「んふふっ、うま〜っ！」
大「食べてるときが一番幸せそうだな」
涼「そうかも。
だいちゃんも食べるの好きでしょ？」
確かに食うのは好き。だけど山田とは違う。
飲食店の飯は美味いよ？
けど、俺は山田と食ってるからより美味いし幸せに感じてんだ。
リスみたいに頬っぺた膨らませてモグモグする姿に魅了されてるのは俺だけじゃなくて。
回りから色んな視線を感じてる。
大「………はぁ」
涼「ん〜？」
大「たくさん食って大きくなれよ」
涼「だいちゃんもねっ」
悪い虫が寄らないように山田が飯に夢中になってる隙に厭らしい連中一人一人に睨みを利かせた。
それでも寄ってくるもんは寄ってくる。
俺がトイレに立った隙に捉えられて。
「隣いいかな？」
涼「ぁ、……」
「一人？」
涼「……ぃぇ……友達がいます……」
「恋人はいるの？彼氏とか」
人見知りで上手く断れない山田をいいようにグイグイと押す男。
これだから心配なんだ。
俺がいないときの山田はどうやって生きてるのか………
よく無事でいられてるよ。
涼「ぃや……えっと……」
大「山田」
涼「だいちゃんっ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 364人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「山田涼介」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ciaociao(プロフ) - 夢莉さん» ああ、、よかったです！安心して読めます、、 (2021年8月16日 19時) (
レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉(プロフ) - ciaociaoさん» 楽しみの一つにしていただけて光栄です。ありがとうございます…！私自身、ハッピーエンド主義なので…見守っていただけたら嬉しいです！ (2021年8月13日 20時) (レス) id: 7762ef5dd7 (このIDを非表示/違反報告)
ciaociao(プロフ) - 続きが楽しみで楽しみで、日々の楽しみが増えてうれしいのですが、「報われないarさんのお話」とあるのが大変気になります。わたしは基本ハッピーエンドが好みなので、是非arさんとハッピーエンドをお願いしたいです。まだ始まったばかりなのにすみません、、 (2021年8月12日 20時) (レス) id: bf965fb6b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
