【銀魂】ドS黒死蝶と銀色の魂【逆ハー】part 1

第九訓 喧嘩はグーでやるべし ページ36

今日も今日とて依頼の無い万事屋ー


では無かった

昨日の晩に、瓦の工事の手伝いをして欲しいと依頼が来ていたのだ

その日は団子屋の仕事があるランカを除いて

3人で全力ジャンケンをした結果

負けた銀時が応援に行くことになった


銀「やだな〜、ランカちゃんとこの団子食べに行こうと思ってたのによぉ〜」

『仕事が来たんだ。しっかり働いてこい』

銀「…！、俺、頑張るからさ…終わったら団子持ってこっちに来てくれねぇ？」

『…はぁ、しょうがねぇな…分かったよ。だから、行ってこい』

そして上機嫌で出ていく銀時と

それを見送るランカ

新八と神楽はそれを見つめていたー



神「…新妻にベタ惚れなアホ旦那の出勤風景見せられてる気分ネ」

新「否定出来ないよ…」









『お疲れ様です』

「今日も有難うね〜！また！」

団子屋の店長に見送られながら

ランカは店を後にする

手には貰ったいろんな種類の団子が

『さてと…早めに上がらせて貰えたし…銀時の所へ行くか』

カラン…独特の下駄音を響かせながら

ランカは工事現場へと向かったのだったー






その道中で、見知った背中の2人を見つけ

ランカは声をかける

『十四郎、総悟』

土「ランカ！また会えたな」

沖「久しぶりでさぁ！ランカさん！…土方さん、サボってランカさんに会いに行ってたんですかぃ？最低でさぁ、死ね」

土「どストレートに要求すんじゃねぇよ！…たまたまだ、前も今みたいに出会っただけだ」

沖「ムッツリ土方さんなら、あのゴリラみたいにストーキングしてたって事もありえまさぁ」

土「色々失礼だなお前」

『相変わらず仲いいな…それで？何してんだ？』

土「仲良しではねーだろ…実はな」

そして、近藤が何者かに敗北し

隊士達が敵を取ろうと殺気立っているため

土方が堂々と切って始末をつけようと

件の男を探しているのを説明した

土「近藤さんも、女取り合うなんざ何考えて…」

沖「あ」

そこで、2人はランカを見つめる

『？…なんだ、人をジロジロ見るんじゃねぇ』

土「近藤さんが奪いたいなんて考える女は、アンタしかいねぇ」

沖「それか、最近入れあげてるキャバ嬢の女ですかねぇ」

土「なんでオメー知ってんだよ…とにかく、ランカ、お前犯人に心当たりあるんじゃねぇか？」

その言葉にランカは目をパチリと瞬かせる

『心当たりあるもなにもー』

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