第三訓 ジャンプは時々土曜日に出るから気をつけろ ページ13
銀「しまったぁ、今日ジャンプの発売日じゃねーか」
スクーターに新八とニケツして買出しに出ていた銀時はそう呟いて顔を顰めた
後ろで新八は荷物を持ちながら呆れた顔をしていた
銀「今週は土曜日発売なの忘れてた。引き返すか」
新「もういいでしょ、スキヤキの材料は買ったんだから。折角ランカさんが『臨時収入が入った、スキヤキでもしようか』なんて言ってくれたんですから。万事屋で準備してくれてるのに待たせるわけにもいきませんよ」
銀「確かになぁ〜、ジャンプ卒業するいい機会かもしれねぇ…いい年こいて少年ジャンプってお前…でもランカもジャンプ好きだしな〜、それに男は死ぬまで少年だしな…ランカもそんな俺もきっと包み込んでくれるだろうし…」
新「スンマセン、恥ずかしい葛藤と惚気は心の中でして下さい」
その時、いきなり少女が道路に飛び出してくる
銀「あぶね!!」
神「!」
キィィィィィ!
ドンッ!!
明らかにぶつかった音に2人は目を見開いて絶句する
新「あ"ぁぁぁぁ!!ひいちゃったよちょっとぉぉぉ!!どーすんすかコレ!アンタよそ見してるから…」
銀「騒ぐんじゃねーよ、取り敢えず落ち着いてタイムマシン探せ」
そういいながら近くの自販機に頭を突っ込む銀時
新八は思わずツッコミを入れるとー
ドサ…
袋を落とす音に2人は振り返る
そこには目を見開いたランカが立っていた
銀時と新八は顔を青くさせる
銀「…ランカちゃん…」
『…銀時、俺…面談ちゃんと行くからな…』
新「完全に見切りつけられてるよ!刑務所面談の予定組んでるよ!」
『いや…スキヤキの白滝頼むの忘れててこれくらい自分で買いに行こうとしたのが…悪かったな…銀時、今からでも遅くねぇ。自首しよう』
銀「いやいやいやいや!お目覚めテレビの星座占いじゃ週末の俺の運勢は最高だった。きっと奇跡的に無傷に違いねぇ…おい、お嬢…」
銀時が少女を起こしたあとは
ドロリと真っ赤に染められた地面があったー
銀「お目覚めテレビぃぃぃぃ!!」
あの後、無理やり4人でスクーターに乗り込み
現場を離れる銀時
銀「てめっ、もう2度と見ねぇからなチクショー!いや、でもお天気お姉さんかわいんだよな、ランカ程じゃねぇけど!」
『言ってる場合か、阿呆。新八、少女はどうだ?』
新「ピクリともしませんね…」
走りながら話していると、黒塗りの車に横付けされる
そして扉が開くと同時に拳銃を向けられ目を見開くと3人
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きょきょ - 鈍感系な夢主苦手だっだけど何かこの子だけは好きw応援してます。頑張ってください! (9月28日 17時) (レス) @page4 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
宇宙 - 面白いです!夢主のキャラ好き! (2019年11月29日 22時) (レス) id: 851b2213db (このIDを非表示/違反報告)
あこや - なんかところどころパクリありませんか...? (2019年11月9日 23時) (レス) id: f395ea8d26 (このIDを非表示/違反報告)
もりこ - 初コメです。凄く面白かったです!早く続きが見たいと思える作品ですね!更新を楽しみにしてます!頑張って下さい! (2018年8月23日 11時) (レス) id: f6bdc70858 (このIDを非表示/違反報告)
零 - カナタさん» お久です!コメント返信ありがとうございます!更新再開お疲れ様です! (2018年3月23日 22時) (レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナタ | 作成日時:2017年8月31日 1時