ぷちょへんざっ！【BTS】 (ページ34)

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# 希望に変わる日 ② ページ34

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「オッパ。私の胸のうち聞いてくれますか？」

「お～、なになに？」

突然、真剣な顔つきで俺を見つめるA

「実は明日からのソウルコン楽しみじゃないんです」

…はい？

今なんて言ったこの子

「あっ、べつに楽しみじゃないわけでは無いよ？
だけど、不安が大きいの。忙しかったから準備時間も皆より少なかったし」

「A…」

「その中でどれだけ自分の成長見せられるかなって、どれだけarmyに感謝を伝えられるかなって考えたら怖くてたまらない」

何だか自分の誕生日を数時間前に控えてるのに空気が重いんだけど…(泣)

でも真面目に素直に打ち明けてくれたAの気持ちも充分分かる。

8人で挑む大きい会場を舞台にしての初めてのツアー。

いくらプロだからって緊張に怯えない人なんか居るはずがない

「大丈夫。普段通り、ソルラなりにAって人間の全てを出しきるだけだろ？
安心しな、オッパがついてるから」

そう頭を撫でてやると

「だからオッパは～…」

って。俯いてしまう

まぁこの子が泣くなんてありえないんだけどさ(笑)

「オッパの言葉ひとつで恐怖が希望に変わりますね。本当に希望オッパだ(笑)」

「あったりまえ！ほびほび～っ☆」

「本当いい歳こいて…」

「やー、もう１回言ってみろ～！」

生意気言い出すAをくすぐってると、手の中に何かがあることに気が付いた

「…これ」

手の中には中々のブランドの深緑色のブレスレット。

「ホソクオッパが無事に初日のステージを終えられますよーにっ。素敵な誕生日になりますよーにっ。」

ほびほび～っ☆て俺に抱き着いてくるAを精一杯の力を込めて抱きしめる

「オッパにちゃんと希望与えられたでしょ？」

「うん、もう元気100倍！前言撤回！！」

「よっしゃ！Vでヤジャ(無礼講)タイムね！決定！」

「え？！え！えぇぇええ？！？」

「何してるんですか、早く行きますよ～」

…なんだかオッパの感動返して…(泣)

でもA、オッパはちゃんと気付いたよ。

PCデータの共用フォルダの名前が

「大好きな希望オッパおめでとう」

に変わってること

「なんだかんだオッパのこと好きだよな～」

「オッパ、それ以上言ったらマジでシバく」

あ～。ツンツンツンデレマンネが愛しくてたまらない(笑)

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