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審神者side
「＿＿＿＿」
目覚めた蜥蜴丸が俺たちを睨む。
顔は見えないが、きっとそうだ。
空気がピリッと張り詰める。
蜥蜴丸は柱にがっちりと縛りつけられており、身動きはできない。
だが、こいつから放たれる威圧感は消えなかった。
「蜥蜴丸の旦那、でいいんだな？」
「……そうですが、なにか」
応えた蜥蜴丸に薬研が話し続ける。
「あんた、自分がなにやったか分かってるのか？
まわりの奴らを傷つけようとしたんだぞ。
……俺の兄弟たちだって近くにいた」
「………」
「………ごめんなさい」
蜥蜴丸はごめんなさいが言えるいい子だった。
とかふざけてもなんの意味もねーから口に出さないでおく。
「私には兄弟どころか、知り合いや友だちすら一人もいないけれど……
あなたの気持ちは分からないけれど、
ごめんなさい」
「……まあ、本体を抜いて斬りかかったりしなかったからまだいいが……
どうだ、いったん眠って落ち着いたか？」
「あなたが気絶させたんでしょう」
「そりゃそうだな、ははは」
あー、話についていけないんだが……。
ただ黙ってなりゆきを見ていると、ふいに薬研が俺を振り向く。
「そういえば大将」
「なんだ？」
「どうして旦那は暴れてたんだ？ あんなに激しく」
「………」
蜥蜴丸を見るも、そいつはぷいと横を向く。
自分から話すつもりは無いようだ。
「……黒い布まくろうとしたら突き飛ばされた」←
「それは大将が悪い」
え。
まじか←
薬研の言葉に蜥蜴丸がハッとこちらを見る。
「ん？ ……どうした、旦那」
「………いえ、なにも……
ただ、私のようなまがい物の味方をする者など……珍しいと思っただけです」
まがい物？
誰が。
おまえが？
「俺は蜥蜴丸、まがい物じゃねーと思うんだけど」
「まがい物ですよ。まがい物……
私は元から存在しないうえに、見たら呪われる妖刀なんですから。
不幸を招きます」
「うちには物吉いるから平気だろ？」
「え？」
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豆腐 - 更新 楽しみにしてます！！！！ (2017年6月7日 20時) (
レス) id: 97b1ec965e (このIDを非表示/違反報告)
楽 - ぽいとねすさん» そうなんですか？充分素敵ですのにΣ(ﾟдﾟ；) (2016年7月8日 21時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» そう言ってもらえて嬉しのですが……なーんか満足いかねー……(( やっぱり今日明日中にってムリがありましたかな… (2016年7月8日 17時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
楽 - んんんんんんん作者様ありがとうございますご馳走様です！！！(歓喜の涙ー )← (2016年7月8日 14時) (レス) id: b4ed3aa67f (このIDを非表示/違反報告)
ぽいとねす(プロフ) - 楽さん» 気にしないでくださいw 楽さんの反応おもしろ……ww (2016年7月6日 18時) (レス) id: 005b539104 (このIDを非表示/違反報告)
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