【銀魂】約20年封印された九尾 二

五十四 ページ11

貴方視点


ガチャ


貴「･･･神威？」

神威「･･･遅い」


神威は枕に顔を埋めて座っていた


貴「わ、悪かった」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

神威「･･･」


不機嫌だな

どうしよう･･･


そう悩んでいると


神威「･･･お仕置き」ｸﾞｲｯ

貴「わっ」ﾄﾞｻｯ


腕を引っ張られ、押し倒された

ん？
なんだこれ･･･
なんで押し倒されてんだ？


混乱気味になっていると


チュ


唇に柔らかく温かいものが当たった


貴「?!かむ((神威「ん･･･」ﾁｭ


名前を呼ぼうとしたら遮られた上に舌が入ってきた


貴「んん･･･ふ･･･ぁ･･･」

神威「･･･フッ、可愛い反応だね。もっといじめたくなる」

貴「神威･･･どうかしたか？」


笑っているけど、少し引きつっている笑い方だ


神威「･･･Aがやっと帰ってきたと思ったら、少し阿伏兎の匂いがしたからムシャクシャした」

貴「嫉妬みたいだな」


そんなことないか、と思いながら神威の顔を見ると


神威「////」ﾎﾞﾌｯ


ば、爆発した

顔も赤いし、風邪か？怪我の後に風邪は辛いぞ･･･


貴「顔が赤いぞ？熱あるか？」


神威の前髪を上げ、自分の額を神威の額にコツンと当てた


神威「ｯ!!////」

貴「熱は･･･無いな。暑いか？」

神威「べ、別に暑くない//」

貴「そうか？でも･･･」

神威「こ、こっち見るな!」ｷﾞｭｰｯ!


また抱き締められた
こっち見るなって･･･地味にショック

なんか悪い事したか？

そう思いながら神威が離れるのを待った

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