【銀魂】約20年封印された九尾 二

五十三 ページ10

貴方視点


神威「･･･」ｷﾞｭｰ


神威に抱き締められて十分以上経った


貴「か、神威？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

神威「･･･」ｽﾘｽﾘ


なんか･･･可愛い

そうして抱き締められながら神威の頭を撫でる事さらに五分


神威「･･･今日は泊まってってよ」

貴「え、でも迷惑になるから･･･」

神威「迷惑なんかならないよ」

貴「いやでもな･･･」

神威「いいって言うまで離さないから」ｷﾞｭｰ


うーん･･･
これは本当に離してくれなさそうだな･･･

仕方ない


貴「･･･分かったよ、泊まる」

神威「!!」ｷﾞｭｰｯ!

貴「ちょ、力が強くなったぞ?!」


一体今日はどうしたんだ？



神威「ずっと一緒に居たいな･･･」



貴「大丈夫だ、そんなすぐに居なくなりはしない」

神威「うん･･･」





貴「あ、そうだ。泊まるって事は服とか持って来ないといけないし、阿伏兎にも言わなければならないな」

神威「･･･ちゃんと戻ってくるよね」

貴「ああ、戻ってくるよ」

神威「うん･･･」


名残惜しそうに離し、悲しそうな顔をしていた


貴「･･･フッ、なんだその顔は
いつもみたいに笑ってろよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

神威「･･･うん」ﾆｺｯ

貴「よし、じゃあすぐ戻るからな」


そう言って、部屋を出た


直ぐに家に戻って必要な物を取ってきた
船に着いて、神威の部屋に行く時阿伏兎に会った


阿「お、どうしたんだ？」

貴「今日はここに泊まらせてもらうよ」

阿「いいぜ、どーせ団長が無理に言ったんだろ」

貴「フッ、よく分かったな」

阿「何年一緒にやって来たと思ってんだ。それくらい分かるさ」


そんな感じで、話していたら長引いてしまった

怒られそう･･･


そう思いながら阿伏兎と別れ、神威の部屋に急いだ

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