ネガティブ姫の疑問【ジャーファル】

29＊凄い　エマside ページ31

王宮の庭で散歩です





「気をつけて下さいよ！」



「はーい！」



あの人すぐこけるからな


二十歳だけど、二十歳だけどね
(二回言った！)



「友達思いなんだな」



「そんなことっ///
職務をまっとうしてるだけですっ」



何をおっしゃるか………///

従者として当然のことを
しただけです！





「無邪気で可愛らしいですよね」



「うんうん！」
「そうよね〜」
「若いっていいなぁ…………」
「ピスティ………貴方の方が
　年下です」
「ええぇぇ！？」
「二十歳ですよ、A様は」
「マジか！」




「まぁ、そう思うのも無理ないですけど、
A様、幼稚だし」



「確かにな！






　勉強とは縁がなさそうだ！ﾊﾊﾊ」




「だよねー」
「自由！破天荒！天真爛漫！って感じ！」




「………………」




「どうしました？エマさん」




「A様は………」



「「「「「「？」」」」」




「A様は………………」



「え、あの………どうしました？」







「名前様は………



パルティア皇族で最も教養がおありです！」



「「「「「どひゃー」」」」」←



「15ヵ国以上もの言語を操り、
　芸当にもたけ、体術を最も得意とし、
並びに剣術、槍術、その他の事も…

また、魔法もお使いになられます！」



凄いんですよ！



私も一目おいています！





「「「「えええええぇぇぇぇえええ」」」



「凄い方なんですから！」



「あ、あぁ そのようだな………」





王、八人将はその人、パルティア皇女を見る





視線の先には石につまづいてこける姿が









まぁ、ね………









「信じろって言う方が難しいですよね」

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