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「ありがとうな。瀬名泉______」


私なんかの隣に居てくれて………。






『なに?どうしたのA。俺なんか感謝されるような事した覚えないんだけど〜?』
「ああ、したぞ。とても私は嬉しかった」



彼は、私が「ありがとう」と言った意味がわからず頭を抱えて居た。
彼奴、頭いいのにこんな事で頭使うなんてバカだろ!!


まあ、言ったら殺されるがな。






「最初はな……瀬名泉が私の半径5m以内に入るのが嫌だった」
『はぁ?何それ俺どれだけAに嫌われてたんだよ〜。俺ちょ〜ヘコむんだけどォ…………』




顔を手で隠してシクシクと泣いた真似をする。
クッ…泣き真似上手いだと!!?



あ、当たり前か此奴アイドルだもんな。
演技上手いの普通か。


でも、本当に泣いているみたいに上手い泣き真似だった為「お…落ち着け。手を顔からどけ」と言った。





『……』




でも一向にどけない為ハァーと息を吹き話の続きを話し始める。




「でもな。瀬名泉と一緒に『先生』と『生徒』という特別な関係になって気づいたんだ」
「私は今まで兄貴に付き回っている『瀬名泉』しか見て居なかった…………。でも、私の『先生』としての『瀬名泉』は今まで知らなかった事を考えさせられたり、思ったり、色々な事を教えてくれた」








「そう考えていくと、私。瀬名泉、あんたのこと『好き』になっていたみたいだ」









その時の私は今までの中で一番の『笑顔』を見せていたのだろう。









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設定タグ:あんスタ , 瀬名泉 , あんさんぶるスターズ   
作品ジャンル:恋愛
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Eve(プロフ) - ももゼリーさん» いえいえ、こっちがありがとうですよ!!!ここまで読んでいただいて目からジュエルが☆(T ^ T)☆← あ、汚いですか?……………あ。……はい。 (2017年1月6日 16時) (レス) id: a2658c10db (このIDを非表示/違反報告)
ももゼリー - 更新お疲れ様です。この小説が終わるのは悲しいですがeveさん、ありがとうございました。 (2017年1月6日 15時) (レス) id: b0e49d9ffa (このIDを非表示/違反報告)
Eve(プロフ) - シナモンロール様さん» わぁぁぁすみません!!そんなところまで見てくれていてとてもありがたいです。更新頑張ります!シナモンロール様これからもよろしくお願いします m(__)m (2016年12月29日 21時) (レス) id: a2658c10db (このIDを非表示/違反報告)
シナモンロール様(プロフ) - この作品、とても面白いですね!私大好きです!それと、7話の「遊木」が「優木」になってます。更新頑張ってください! (2016年12月29日 21時) (レス) id: 767371c296 (このIDを非表示/違反報告)
Eve(プロフ) - 蛍さん» お返し遅くなってすみません。あんスタいいですよね〜。これからもよろしくお願いします。 (2016年12月28日 20時) (レス) id: a2658c10db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆるゆる | 作成日時:2016年12月27日 11時

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