第一話 ページ2
薫「おーい、葵衣ー。朝だよー。」
シーン.................
薫「もう、仕方ないなー。」
ガチャッ
薫「葵衣ー？もう7時半だよ？」
葵衣「んー…薫にぃ、うるさい…。あと１時間だけ寝かせて…。」
薫「起きないなら、お目覚めのキスしちゃう〜♪」
げしっ
薫「ぐえっ」
葵衣「もー、朝から変な事するなっての。」
薫「フフフッ、冗談だよ♪」
葵衣「ってか今何時？」
薫「7時半。」
葵衣「え！？ウソ、ヤバい！！早く着替えないと！！」
薫「♪」
葵衣「薫にぃは出てって！！」
薫「は〜い。」
葵衣「新しい制服だよ、どう？」
薫「うんうん、似合っているよ。で、時間は大丈夫なの？」
葵衣「だいじょばない。んじゃあ行ってきます！」
薫「え、ちょっ、待って！せめてしょ食パンだけでも…」
葵衣「ごめん！遅れた！！」
晃牙「おっせーぞ！！葵衣！！」
みか「おはようさん、あおちゃん。」
葵衣「おはよー。みか。」
晃牙「俺様は無視かよ！？」
みか「あおちゃん、新しい制服よう似合っとるで〜♪」
葵衣「そう言うみかもね。」
晃牙「俺様は?」
葵衣「よし、じゃあ行こうか。」
みか「うん!」
晃牙「だ〜か〜ら、俺様は無視かよォォォォォォォォ!!?」
葵衣「だから、ゴメンってば〜晃牙〜。」
晃牙「ふんっ。 ｸﾞｽｯ ｽﾞﾋﾞｯ」
みか「?晃ちゃん泣いとんの？」
晃牙「泣いてねーよ!つーか、よしよしすんな!!」
葵衣「あはは〜」
みか「じゃあ、飴ちゃんは?美味しいで?」
晃牙「いらねーよ!俺様を餓鬼扱いするなっての!まったく···」
葵衣「あ、このペースじゃ遅刻するかも。二人とも、走ろう。」
みか「え〜、おれ走るの苦手や〜···」
晃牙「よーっし、んじゃ誰が一番に校門にに入れるか勝負しようぜ!」
葵衣「それじゃ、よーいどーん(棒)」
晃牙「っ葵衣、てめぇ!フライングしてんじゃねーよ!」
みか「おれ走るの嫌やな···、でも遅刻したらあかんし···。よしっ、走るで〜!!」
晃牙「みか、テメーもかよ!?」
タッタッタッ
みか「あうっ。」
ズッテーンッ
葵衣·晃牙「あ。」
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作成日時：2020年7月21日 15時
