【2*黒バス】泣くな、笑え笑え。【虹村修造】

。実行委員 ページ6

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＿＿予想通り。




『実行委員決め』と黒板に白いチョークで書かれた文字。

私の予想通り、みんな不自然な方向を向き、先生と目を合わせないようにしている。
それは、難しい問題に当たりたくない心理と同じようなもの。



....もちろん私も、その中のひとりで。



先生も『こうなることは分かってた』とでも言いたげな、だるそうな顔をしてため息をひとつ、ふたつみっつよっつ。
･･･吐きすぎじゃないですか先生。



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実行委員は二人必要。
先生は「仲いいやつ同士でやってもいいだろー？」と強く押すが、やはり「めんどくさい」というラスボスには皆勝てず。



「あー！一時間目から疲れたくねぇー！」




･･･滅茶苦茶なこと叫び出したぞこの先生は。
いいのか教師。････と思ったが、疲れたくないという考えはクラスのほとんど(もしかしたら全員)一緒だと思うのでスルーしておいた。





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「えっ･･･なに、こんなにも決まんないもんなの？
　実行委員くらいで面倒とか思ってたら金稼げねーよ？つかその前に一時間目終わんなくて帰れねーけど、いいの？マジで？え？」



いやまぁその通りかもしれないけどね先生!!!
あとクラスの女の子たちも!!「先生かっこいい〜･･･」って何がなのかな、小一時間ほど問い詰めたい。


いくら若くてイケメンで冗談通じる先生で面白くてけだるげなわりにはスポーツも勉強も出来るからってねー！(あれ、よく考えればいいとこずくしじゃん)



...やっぱ一時間じゃ無理だろうな、と、特に深い意味は無く隣の席の修造を見たのが悪かったのか。






････修造と二人で、実行委員にさせられてしまった。




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