【2*黒バス】泣くな、笑え笑え。【虹村修造】

。すーあ　友人side ページ21

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えーと。




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出会いなんてそう大したものじゃないと思うけれど。まあ、とりあえず。


Aとの出会いは、たまたまというか偶然というか。



ただ、進級してクラス替えがあって、
Aと前後の席になって、
なんでもないことがきっかけで、よく喋るようになって、気付けば“苗字＋さん”の関係から“名前＋ちゃん”の関係になっていって、



最終的には『A』『すーあ』関係に。
すーあ、って最初に呼ばれたときは謎だったけれど、たぶん苗字の“須天(すあま)”からきてるんだと思う。






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そんなAと



親友、かどうかは分からないけど、ただの気が合う友達とかそんな感じとも少し違う。



私たちの関係を簡潔に説明するとしたら、なんて質問に




『重くなくて、軽くなくて、干渉しなくて、浅くない！


　...倦怠期乗り越えたカップル的な!』



って答えた記憶の中のAは。




虹村には弱いところを見せるくせに、倦怠期を乗り越えたカップル的な私にはいつも強がって。




寂しいかといえばその通りで。




でもまあ、私だって強いわけじゃないし、誰かを救えることばを言えるわけじゃない。



支えることが全てじゃない、

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＿って、思ってた。



だから、一瞬は困惑しても、動くことができた。





それが正しい行動だと、自信なんて関係なくて。





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