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大好きだったよ48話 ページ50

カノside
バシッ!!

痛々しい音が聞こえた


僕はゆっくりと目を開けた


「Aッ……!」

セトがAの手をつかんだのだ


安堵で涙が溢れた

キ「よ、良かっ」


セ「バカッ!!」


全「「「え?」」」
突然の言葉に皆唖然とした


「セト、バカってどーゆう」

僕の言葉が聞こえていないようだった


貴方side
あたしは腕を掴まれそのまま引き上げられた

セ「ほんと、バカっすよ
なんで、
何で死のうとなんてしたんスか?!
なんで、独りで抱え込んだんスか?!
独りじゃないっていったじゃないスか!」

こんなに感情的になる幸助ははじめて見た


もう遅いと思ってた

でも、みんなが助けに来てくれたとき



本当に嬉しかった


そう言いたかったけど上手く言葉に出来ず
黙りこくってしまう

セ「わかった
俺たちが来たことは
迷惑だと思ってるんすか?」

貴「違う!
そんなことおもってな、い」

やっと出た言葉なのに
涙が出て来て上手く話せなくなってしまった



でも、
伝えるって決めたから

貴「嬉しかった、助けに来てくれたとき
でも、もう遅いよ
いままで本当にありがとう
さようなr」

カ「遅いって何」

貴「え、」


カ「遅いなんてない
僕たちにはAが必要だよ
大切なんだよ」


あぁ

あたしのずっと聞きたかった言葉

大好きな言葉


セ「A、約束してほしいっす
ずっと俺たちの、いや
ずっと俺の側にいろ!」

ずっと自分の気持ちに嘘をついてた

それが最善だとおもっていたから


でももう自分の気持ちに嘘をつきたくない

前向いてみんなといる

そう決めたから

貴「あたし生きたい
ずっとみんなといたい!
そして、ずっと幸助の側にいる!!」


これがあたしの出した答え


神様、あたしにチャンスをくれてありがとう


貴「日奈子、今までごめん」

日「ううん、バーカ
私こそ素直にならなくてごめん
これで、仲直りね」

貴「うん!」


キ「A」

全「「「おかえり」」」


貴「みんな
ただいま!!」

あたしも胸はっていこう
メカクシ団の一員として。

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麻里那 - 作者です。内容はほとんど変わっていませんが、所々直させて頂きました。 (2017年3月28日 11時) (レス) id: 59c139c2a0 (このIDを非表示/違反報告)
麻里那 - 九ノ瀬さん» 嬉しいです(*´-`)ありがとう! (2016年10月23日 16時) (レス) id: 59c139c2a0 (このIDを非表示/違反報告)
九ノ瀬 - この作品好きで読み直している俺氏(´^ω^`) (2016年10月22日 12時) (レス) id: 485142b70c (このIDを非表示/違反報告)
麻里那 - あすにゃろさん» んー部活かなー?まあ、いろいろーw (2016年1月28日 21時) (レス) id: b0004a7b5f (このIDを非表示/違反報告)
あすにゃろ(プロフ) - 部活のことだったりして (2016年1月28日 19時) (レス) id: b9d32b77f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:磯垣麻里那 | 作成日時:2014年2月10日 18時

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