裏切り25 ページ27
頬に生暖かいものが伝った
この感覚はもう覚えきってしまった
涙
今ここに日奈子と一緒に来ていないということは
もしかしたらもう私は必要ない
そう言うことを語り掛けているような気がする
俺はどこで間違った?
頬を伝う涙はだんだん大きくなり
同時に量が増えていく
だんだん息が苦しくなっていく
嘘…もしかして
―――――――――――――発作?
よりによってこんな時に…
意識が薄れている中
最後に見えたのは
闇に中に輝く夜空の星だった
キドside
目が覚めた
時計を見ると2:15を指している
夢を見た
皆で笑いあって
幸せな夢
なぁA
俺勘違いしてたかもしれない
あの泣き顔が脳裏に焼き付いて離れない
あの涙は嘘じゃないよな?
信じることにするよ
ずっと一緒に過ごしてきて
歳は一番下のくせに
誰よりも皆を守る意思があって
最高の俺たちの
¨仲間¨を
今はものすごくAに会いたい気分だ
俺は着替えてベッドを片づけて
Aの部屋に向かった
許してもらえないかもしれないでも
話したらすぐに飯を作ってやるんだ
三日間外に出てないし腹も減っているだろう
そっか
俺の三日間のモヤはこれだったのか
Aが裏切ってないのを知るためなのか
俺の脚は自然と速くなっていた
今は夜中だがなんとなくAは起きている気がした
部屋のドアの前
キ「は〜ふぅ〜」
深呼吸をしてから
コンコン
しっかりとノックして
キ「入るぞ」
俺はドアノブを回し中に足を踏み入れた
キ「えっ」
そこにいるはずのAがいなかった
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麻里那 - 作者です。内容はほとんど変わっていませんが、所々直させて頂きました。 (2017年3月28日 11時) (レス) id: 59c139c2a0 (このIDを非表示/違反報告)
麻里那 - 九ノ瀬さん» 嬉しいです(*´-`)ありがとう! (2016年10月23日 16時) (レス) id: 59c139c2a0 (このIDを非表示/違反報告)
九ノ瀬 - この作品好きで読み直している俺氏(´^ω^`) (2016年10月22日 12時) (レス) id: 485142b70c (このIDを非表示/違反報告)
麻里那 - あすにゃろさん» んー部活かなー?まあ、いろいろーw (2016年1月28日 21時) (レス) id: b0004a7b5f (このIDを非表示/違反報告)
あすにゃろ(プロフ) - 部活のことだったりして (2016年1月28日 19時) (レス) id: b9d32b77f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:磯垣麻里那 | 作成日時:2014年2月10日 18時