助けてほしいのはこっちなんだよ！！【裏切り・カ○○○】 (ページ15)

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裏切り１４　　¨皆との約束¨ ページ15

一年半前

カ「はーい。ここがメカクシ団だよ」

修哉、つぼみ、幸助、俺は

昔からの幼馴染だった

俺はかなり昔からメカクシ団に誘われていたが

「厨二っぽいから断る」

というやり取りを繰り返していた

しかしこの年

雄一の家族だった祖父と親父が

毒物のせいで死んだ

しかもいっぺんに

もともと虐待やらなんやらされていたため

悲しいなんて全く思わなかったが

それを聞きつけた修哉がつぼみに言ったらしく

「団長命令だ」というので俺は強制入団になった

まあ確かに厨二っぽく変わり者だらけの集団だった

メデゥーサやらニートやらアイドルやら

それに小学生に人造人間、電脳少女までいた

まあ俺は育ってきた環境のせいもあり

なかなかそいつらを信じられなかった

今度裏切られたら完全に崩れることも把握していた

俺の様子にさすがの修哉も力尽きて

つぼみは呆れていた

そこで幸助からの提案が俺らを救った

セ「みんなで約束するのはどうスか」

全‐セト「はぁ？」

最初の混乱は当たり前だろう

その後幸助の説明でみんな納得できたらしい

セ「だから・・・Aは皆に裏切られるのが怖いんスよね？」

貴「まぁな」

セ「そこで・・・」

カ「あぁ！なるほどね」

キ「それならいけるんじゃないか」

俺はその時意味が分からなかった

そこでみんなが輪を作りちょっとした会議をしたあと

元に戻った

カ「はーい。お待たせしました～」

貴「？？？」

モ「ここでメカクシ団団員全員が」

ヒ「A姉のために」

シ「約束をします(かまずに言えたぜ)」

カ「はい！せーの・・・」

全‐貴「メカクシ団はAを絶対に
　裏切りません！！！」

貴「えっ」

その時に思ったんだ

こいつらなら信じられる気がする

自分のためにここまでやってくれる

だから俺は・・・

貴「うん！ニコ」

信じることにしたんだ