第23話 ページ25
『ごめんごめん！ちょっと遅れた！』
『若武！走らないでよ！！』
相変わらずのでかい声で、若武さんがやってきた
『ちょっとどころじゃねーだろ。ったく、お前はどんだけ人様に迷惑かければ気が済むんだ』
『だからごめんって言ってるじゃねーか！』
あぁぁ、すぐに喧嘩する、
叶の方をちらっと見ると、だいぶ良くなったのかちゃんと笑えている
···よかった、、
俺は未だに、叶の背中をさすり続けていた
『さぁ、姫君達がお待ちかねだよ。ほらもう予定の時間、大幅アウトだ。』
黒木さんが、しらっと放った一言結構重大なことに気づいたのは俺だけじゃないはず、
『『『『やべえ！！！！』』』』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
アーヤ視点に戻ります
『遅い！！！！』
『すまん、、』
仁王立ちの姫花ちゃんの前に、申し訳なさそうにしている男子グループ、と言っても、遅れた原因の若武しかいないけど、、
姫君ちゃんはもうぷんぷん
私達も、ぷんぷんしたいくらいだ
そう、何故こんなにも私達が怒っているかというと、この肌寒い中、予定の時間より大幅に遅れてきたことに対して！！！
もぉほんとに寒かったんだよなぁ、
『ごめんって、』
若武が下をむき、しゅんとする
『百合も、アーヤも、待たせちまってごめんな、』
う、なんだそのうるうるな目は！！！
まるで子犬のような目で、私を見つめてくる若武
な、なああああ、
「まあまあ、姫花ちゃん、その辺にしてあげて。もう若武も反省してるだろうし、」
あ、フォロー入れちゃった
『マジで！アーヤありがとな！はい、この話は終わりだな』
『なんですかこの変わりよう』
『彩さん、、』
姫花ちゃん、百合ちゃんの哀れみの目が心に刺さるぅ、
『まんまと若武劇場にハマっちゃったね』
気づけば隣に小塚君がいて、そんなことを言ってくる
当の本人は、満面の笑みでこれからの事を説明していた
うわぁ、やられたぁ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 41人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠風 - 初めまして。ニコニコさん。妹と更新されるのを楽しみに待っていました。違う所でも、頑張ってください。応援しています🎵 (2022年1月16日 11時) (
レス) id: c5f6115cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ(プロフ) - 美波さん» そうなんですね！分かりました。ありがとうございますした(*`･ω･)ゞ (2019年3月25日 20時) (レス) id: 57ff5c05e6 (このIDを非表示/違反報告)
美波 - ニコニコさん» ニコニコ、こんばんは。友達になったあと、あまりコンタクト取れなくてごめん。私、占いツクール一時期退会します。迷子になるシリーズ、とっても面白いよ！退会についての最新は美波のホムペから。 (2019年3月24日 20時) (レス) id: d5a405b686 (このIDを非表示/違反報告)
ニコニコ(プロフ) - 芙祐さん» ありがとうございます！めっちゃ嬉しいです！頑張りますね！ (2018年12月21日 21時) (レス) id: 57ff5c05e6 (このIDを非表示/違反報告)
芙祐 - 凄く面白いです。更新されるのをいつも楽しみにしています。更新頑張ってください！これからも応援しています！ (2018年12月15日 18時) (レス) id: 5915b0673b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ニコニコ | 作成日時：2017年10月31日 19時
