☆1 ページ3
.
「国木田君、何かいい自 殺方法を知らないかい?」
国木田「俺が知ると思うか」
「そうだよね、国木田君が知るわけないか」
国木田「そういえば、____は何処に居る?」
「それなら、国木田君がうずまきで昼休憩をとってる時に出ていったよ、きっと依頼じゃないかな」
国木田「そうか」
『ただ今戻りました』
「あ、噂をすれば」
国木田「帰ってきたか」
「お帰り〜、依頼はどうだった?」
『意外とすぐに終わりました
そういえば探偵社に戻る時に気になっていた例の図書館に寄ってきたのですが、その時に変な本を見つけたんですよ
はい、これです』
図書館で借りてきた『人間失格』を太宰さんに渡した
太宰「本?」
『はい、でもこの本…可笑しいんですよ
この本の題名は『人間失格』そして、作者は『太宰治』…
これ変じゃないですか?
太宰さんが本を出版とか有り得ないじゃないですか
それに、借りてきてはないですけど、谷崎君の『細雪』もありました』
太宰・国木田「!!」
やっぱり、二人とも驚いてる
いや、驚かない筈がない
自分と同じ名前、能力名があれば…
これは誰かが私達の能力を調べ文字に起こし、このように本にして誰かに伝えようと?
でも、何故図書館に?
誰にでも見られような所にこんな本を置くなんて、これは私達に向けての宣戦布告?
54人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時