40話 ページ42
貴「社長は許してくれましたけど、国木田さんはどうでしょうか?」
太宰「う〜〜ん、もしかしたら厳しいかもね…」
貴「ですよね…」
太宰「まぁ、とりあえず話してみよう」
ガチャ
太宰「お〜〜い、国木田君いる?」
国木田「!! おい太宰!お前はいったいどこをほっつき歩いていたんだこの唐変木が!」
太宰「まぁまぁ、落ち着いてよ国木田君」
国木田「お前が原因で仕事が山ほどたまっているというのに落ち着けるか!」
太宰「まぁまぁ、一寸大事な話があるんだ…」
国木田「お前から大事な話?」
太宰「あぁ。実は カクカクシカジカ…」
国木田「何!?Aがポートマフィアのスパイ!?」
「どういう事だ!詳しく説明しろ!」
貴「はい…」
「今、太宰さんが言ったことはすべて事実です…」
「私はポートマフィアの構成員で、探偵社にスパイとして潜入していました」
国木田「じゃあ、お前は…今まで俺たちをだましていたのか…?」
貴「そういう事になります。本当にすみません…」
太宰「一寸待って国木田君、確かにAちゃんはスパイだけど何もしてないよ?
国木田「それはそうだが…」
貴「私!こんな裏社会から足を洗いたいんです!だから、どうかここで働かせてもらえませんか?」
国木田「…社長は、何とおっしゃっているんだ?」
太宰「『すでに探偵社の一員であろう』、だってさ」
国木田「……社長がそうおっしゃるのであれば…」
貴「!! ありがとうございます!」
国木田「しかし!俺はまだ認めたわけじゃないからな!認めてほしければ態度と行動で示せ!」
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あ - こういう系の夢小説好きです! 面白かったです!!! (2022年12月31日 14時) (レス) @page50 id: f2f05df21c (このIDを非表示/違反報告)
花璋(プロフ) - 最後実は騙されてたのは夢主だった、って結末かと思ったらこれは予想外でした!他に類を見ない作品で楽しかったです (2020年3月3日 20時) (レス) id: 16d4e71997 (このIDを非表示/違反報告)
細波幸近(プロフ) - 最高に面白いです (2019年4月23日 22時) (レス) id: a768fd0174 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:磨製せっき。 | 作成日時:2018年1月15日 17時