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第30話 ページ32
Aが日本を出発してから、約一日が過ぎた。
あの一件以来、Aとはほとんど会話をしていない。
ときどき物言いたげな視線を感じることはあるけど、カミュやランマルも何も言ってこない。
そしてレイジも、やっぱりいつもと変わらない。
…ように、見える。
あれから自分なりに何度か分析はしてみたものの、いまだ結論は出ていなかった。
原因は何だったのか。
なぜ、自分はあの時あれほど苛立ったのか。
慌ててレイジを庇ったAを見て、とてもイライラした。
いつもならもっと上手く制御できるはずなのに、それができなかった。
自分の中から何かが溢れるようで、止まらなかった。
これは1度、確認の必要があるかな。
「ちょうど、今日の午後はオフだし…」
『それ』を確かめるべく、久しぶりにある場所へと足を運んでみることにした。
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空藍(プロフ) - お気に入り、いいねしてくださった方々ありがとうございます!これからも是非この作品をよろしくお願いします(*´∇`*) (2017年8月29日 7時) (レス) id: dbe2d85142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ai | 作成日時:2017年6月10日 21時