スイーツが20個 ページ20
彩side
「別にバニラムーンは私を裏切ったわけじゃないよ」
私は茨木と同じように笑った。
「ほお、あれが裏切りじゃなかったらなんだと言うんだ?」
茨木は私に視線を移して言った。
私は
「ん?それはね。私を信じたから。」
と口角を上げて言った
「ふん。お前を信じてなぜ逃げる?」
と茨木もまた笑って言った
「あなたにはわからないでしょうね。」
私も茨木に笑みを返した。
「ずいぶんと余裕そうだな。これから死ぬと言うのに」
死ぬ?私はまだ死なないわよ。
「そうね。今日が命日かもね。と言っても
数十年後の今日、でしょうけ〜どっと」
私は自由だった、足で茨木の弁慶の泣き所を蹴り
首に当てられていたナイフを瞬時に叩き落とした。
よし。
「ッ!痛ック」
茨木は私が蹴ったところを抑えて辺りを歩き回った。
面白い。
んじゃあ、ちょっと大人しくしててね〜
残っていた餅を使って茨木を拘束した。
警察が来るまでそこで待っててね〜
「チュウ。」
あら、ホワイトありがとう。
ホワイトは自分の体の何倍もある
茨木がこれまでやってきた犯罪の証拠が
書かれた書類を持ってきた。
ホワイトから受け取ってすぐそばの壁に
たまたま持ってたナイフで止めた。
じゃあ、行こっか。
小麦が待ってる。
23人がお気に入り
「探偵チームKZ事件ノート」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
books - いいですねぇ〜…私は新潟県なもので…。初めまして!!私も小説書いてます!KZじゃないけど、登校してるときに毎日と言って良いほど親友と話しています!!応援してます!頑張ってください (2019年5月14日 21時) (レス) id: e463963ad8 (このIDを非表示/違反報告)
月夜あいか - 読んだら、すっごく面白かったです (2019年3月24日 19時) (レス) id: 6a1f619ad6 (このIDを非表示/違反報告)
月夜あいか - バニラムーンとkz、どっちも好きです!タイトルが可愛かったので (2019年3月24日 19時) (レス) id: 6a1f619ad6 (このIDを非表示/違反報告)
maikano - 更新これからも頑張ってください! (2018年8月30日 20時) (レス) id: f3f6e9dc4d (このIDを非表示/違反報告)
maikano - すごく面白いので更新停止にしないで欲しいです!続けてください! (2018年8月13日 0時) (レス) id: 6978989eef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:律/陽 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/
作成日時:2018年3月30日 18時