噂のロミオ ~とにかくキミがっ！~【桜井良】

四、変わらない ページ5

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貴「え、、、」









今、、、「りょう」って、、、








後ろを振り向くと二人の男子がいて、、、









青い髪と茶色い髪、、、







上履きの色からして同学年だろう。







一人がこっち側を向いて立ち止まっている。




もう一人は一人を追って背を向けている。





どちらかというと、青い髪の方がガタイがいいが茶色い髪の方もいい体をしている。





声も低めで、、、いや、男子なら高い方なのかな？









でも、どっちにしろ、、、



茶色い髪と名前は、




あいつと同じ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









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＿＿＿＿＿＿＿貴「りょうっ＿＿＿＿＿＿＿」









どうか、振り返ってほしい









その背中はピクッと立ち止まって、振り返る









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茶色い大きな瞳が私の姿を捉えた。









桜「＿＿＿＿＿＿＿A、、、？」









よく知ってる、、、その顔、、、









桜「、、、Aだよね、、、？」









時に愛らしく




時に憎たらしかったその綺麗な顔、、、









桜「、、、懐かしー、久しぶりっ！」









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＿＿＿＿＿＿＿桜井 良だった、、、









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桜「＿＿＿＿＿＿＿で









何か用？＾＾」









貴「、、、え」←







予想外の返答に目が点になる。






ニコニコしてる良とは対照的に困惑する私。




いや、まず何か用って五年ぶりの再会に言うセリフなの？








貴「よ、用っていうか、、、」






桜「え、ないのに呼んだの？」






良の言うセリフに「ああ…えっと…」を繰り返す私。








「、、、おい、良！！！！


何やってんだ⁉」





前から良を呼ぶ、青い髪の人。






桜「あ、、、すいませんっ！！！




あのさぁ、僕これからお弁当渡さないといけないから急いでるんだよね。


長くなるようなら悪いけど今度にしてくれない？」





そう、慌てた様子で顔の前に手を合わせる良。






てか、あんた、、、




弁当って、まだパシリにされてるわけ？







つかなんか、、、軽くない？




今まで私がどんな思いで＿＿＿＿＿＿＿









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貴「、、、弱虫なとこ変わらないね？」

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