十一、ちょうどいい ページ12
、
貴「_______それはない」
、、、私の一言に目を見開く良。
桜「、、、どこまでいい子気取りなわけ、、、
オレ、知ってるからね?
ずっとずっとオレの存在をうっとおしく思ってたことくらい」
良の力が緩んだと同時にその手首を離す私。
貴「、、、確かに良をかばって、よく男子と喧嘩して、、、友達できなかった。
あの事件が起こって街だって追い出された、、、
だからって、、、
ずっと一緒で、
私がいないと何もできない、、、弱虫でも、
庇ってたのは大事な幼馴染だからで、
、、、命を救ってくれた救世主を
、、、嫌うわけがない」
嫌えるわけがない、、、
どんなに周囲からけなされたって、、、
、
それほど、大事な存在だった_______
人の感情って複雑だ、、、
、
良「、、、、、、」
何も言わない良、、、
そのまま俯いて黙っている。
、、、あれ?どうしたんだ、良、、、
そのまま、私は今だっ!っと言わんばかりに良と壁の間からすり抜けた。
そして、自分でも何を思ったのかそんな良に向かって言い放つ。
貴「い、言っとくけど今のあんたは最低最悪の人間だから!
ひ、人の胸揉んだり、ふ…ファーストキスまでも奪おうと(良「ハハッ、、、バカだろ」
私が顔を赤くしながら文句を言ってると、急に良が吹き出したと同時に笑い出す。
な、なんだぁ、、、?
?マークの私。
その後、良は携帯を見た。
桜「おっ!ちょうどいい時間〜♪
そろそろ部活行かなきゃいけなかったんだよね〜」
そして、ポケットに携帯をしまうとニコッと笑って私の頭にポンポン手をおいた。
、
桜「行くの早過ぎたし、ちょうどよかったよ
ありがと!A^^」
ポカン、、、とした後、ワナワナ拳を握りしめる。
貴「あんた、、、時間潰しに私の呼び出し受けたの、、、(ゴゴゴゴゴ…」
桜「、、、ハハッ☆」←
プチン、、、←
、
貴「〜〜〜〜一回死んでこい!
このくそやろぉぉぉぉおおおおおーーーーーー!!!!」
ドゴッッッ!!!←殴
やっぱり奴は最低だった←
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あおっちー - 桜井君が腹黒は意外だけどカッコいい! (2018年8月9日 23時) (レス) id: 5de8596cc1 (このIDを非表示/違反報告)
アッシュ - コレが神作って言うんだなぁ・・・ここまで読んだだけで素直にそう思います。高尾君が凄く重要な役割をしてるんですね。ゼンって何者・・・まさか、高尾? (2015年8月16日 19時) (レス) id: a34d7455f4 (このIDを非表示/違反報告)
未奈倉@ミナクラ(プロフ) - 初めまして。今日で全て読み、お気に入り登録させて頂きました!とてもおもしろいです!更新頑張って下さい (2015年5月10日 20時) (レス) id: 95d61e364b (このIDを非表示/違反報告)
イエロゥ - 私はこの作品で神秘を見た。(真顔) (2015年3月14日 21時) (レス) id: 2d9fa2611c (このIDを非表示/違反報告)
セイカ(プロフ) - もっとこの作品評価されるべきだと思うんだよね!みんなに見てほしい!書き方好きよ!ユズの言葉のチョイスがすっごく好き!黒バス3期は神だった(´艸`*) EDは狙ってるね。笑 (2015年2月7日 1時) (レス) id: b0a0f1ee5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユズキん | 作成日時:2014年10月12日 16時