【◇】群 青 エ ー ス . 8

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ねぇ聞いてください、作者奥村くんと誕生日1日違いだったんです嬉しくて死ねる。


あ、この話は番外編的なやつです



.








なぜこんなことになったのか。


Aは野球部のグラウンドへ向かいながらそんなことを考えていた。


周りからの視線が痛い痛い。









A(誰か遭遇したら大変だ…)









まだ本格的な夏とはいかないにしろ

そこそこの気温。

上着を上から着ようと思っても暑い。









A(特に……一也とか亮介さんとかそこらへんは絶対ダメ)









捕まったのは運が悪いとしかいいようがない。

しかも同じマネージャーである貴子や夏川もノリノリで1番梅本が乗り気で断るにも断れず。









A(でも……無断で休むわけには行かないし、部活の時間終われば開放されるよ)









そんなことを思っていたら

不幸が起きた。









亮介「なんか変な人がいると思ったら…雛瀬じゃん」



A「ぎゃあ！？」









青道の大魔王降臨。








亮介「純、哲、チア部の子じゃなかったよ」



純「おー、雛瀬か……ってなんでお前そんな格好してんだ」



A「こ、これには深すぎて溺れるくらいの理由がありまして」


亮介「頭いいくせに沢村みたいなこと言わないで」








今のAの格好は


チア部のチアガール姿。


なんでこうなったのか、A自身よく分かってない…いや、分かりたくないのだ。









亮介「なるほどね、3年のチア部に捕獲されて着せられたと」


A「捕獲って私亮介さんからどう見えてるんですか」


亮介「えっ……ゴリラ……？」


A「酷すぎます」









こんなことになったのは

教室にいたらチア部の先輩に捕まり

そのままチア部の部室に連れてかれ

何故かこの格好になり

同じマネージャーである貴子達に助けを求めたらかわいいから着替えちゃダメと言われてしまい今に至る。









A「もう嫌です…脱ぎたいけど着替えはチア部の人に持ってかれて…」



亮介「やば、ウケるねそれ」



A「ウケません」








目の前には憧れの先輩である哲がいるし…。

こんな格好してガッカリされたら嫌だ、絶対に嫌だ！！！！！！









A(この格好してたらドン引きされる、やる気あるのかって怒られちゃう！！私はチア部じゃなくてマネージャーなのに！！)

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