検索窓
今日:5 hit、昨日:37 hit、合計:431,879 hit

【story 37】 ページ40

.




リドル「僕ここが…絶対絶対正しいんだぁぁあ!!」




トレイ「リドルーーーーー!!!!」




リドルの一言で空気が一転して
周りがみるみる暗いオーラで包まれていく。


『リドル寮長の姿が……!』




学園長「あぁ…私が着いていながら生徒をオーバーブロットさせてしまうなんて。。」


周りもパニックで騒然としている中、
Aは自分の無力さに歯がゆさを感じていた。


『(このままじゃ負傷者、最悪…死亡者。)とにかく、私とクロちゃんで避難誘導!』



私が一人でやっても説得力がないから手を貸してと
付け足すと分かりました。と学園長が言い
急いでゲートの扉までの道を開いていく。



自分は魔法も持たないただの招かれざる人間だ。



あの場でリドル寮長を止めることも



エースやデュース、グリムと一緒に戦うことも
出来ない。



それにこの騒動で、死亡者でも出せば
リドル寮長としての威厳が完全に地に落ちてしまう。



歯を食いしばるような悔しさが募り手を握った。



悔しい、悔しい….悔しい!!!!!



『………ッッ!!!』



感情をぶつけるように思いっきり脚をガンッッ!!!と地面に踏み倒した





そこから突如大きな雪の結晶のような模様が浮き出て細かい光と共にゲードまでの道を作るように、


荒れたバラの木を飲み込む大氷壁が突如現れる



『なに…これ……』



周りの生徒は道ができたことが分かると我先にと
ゲートまで走っていく始末…





目の前のことに理解出来ずに不安に思うAだが、


その思考を打ち消すように、グラりと頭を割られるような痛みと痙攣が一気に押し寄せその場で倒れ込み



そこで記憶が途切れた。






深紅の暴君 End.

【story 38(女王の目覚め)】→←【story 36】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (180 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
510人がお気に入り
設定タグ:ツイステ , オクタヴィネル , フロイド・リーチ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぱお | 作成日時:2020年6月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。