マネージャーは歌姫さまっ♪2 (ページ35)

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エピソード72 ページ35

藍side

ボクが王様か…

何を命令しよっかな…?

ボクはAの方をジーッと見つめる

ボクを抜いて12人…12分の1か…

…僕の計算があってればAが10を引く確率が1番高い

藍)じゃあ､10番がボクの膝に10分間座る

確かに確率は高いけどもしかすると違うかもしれない

まぁ､賭けでもでもあるよね

これがAじゃなかったらボクにとって最悪の10分間になるな

藍)…で､10番誰?

しーんっとなった部屋にボクの声が響く

嶺)アイアイ本当にそれでいいの…?

藍)したくないことは言わないでしょ

那)…あぁ～あ､僕10番じゃ無いですぅ～
あいちゃんの膝に座りたかったな～

ナツキが肩を落として言う

とりあえずAが10番だっていう確率は上がったな

嶺)なっつん!!僕ちんもだよ!!
いいなぁいいな～僕ちんもアイアイの膝座りたい～

藍)レイジだけは嫌だ

嶺)ガビーン!!したくないことは言わないっていったくせにぃ～
もしかして本当は僕ちんじゃなくて悲しい??
もぉツンデレさんなんだかr「レイジ^言^?」スイマセン調子に乗りました

これでまた確率は上がった

藍)で､結局誰なの?

ボクはAの方を見る

…顔凄く赤い
もしかして…

藍)ねぇ､Aは何番なの?

ボクの質問にAは肩をビクッと動かす

『…ゴ､5ﾊﾞﾝﾀﾞﾖ??』

春)えっ!?私が5番だけど…?

藍)ふーん､もう一回だけ聞くよ?
Aはな･ん･ば･ん?

ボクは笑顔で威圧する

するとAは観念したのか小さい声で『10番です…』と呟いた

藍)じゃあ､命令どうりボクの膝の上においで?

ポンポンとボクは自分の膝を叩く

Aは真っ赤な顔をしてボクに近づく

『お､重いよ…?』

藍)大丈夫だよ

『…100㎏あるよ?』

藍)はいはい

『…本当に重いy「分かったから!!」うわっ!?』

ボクはなかなか座らないAを無理やり座らせる

藍)なんだ､軽いじゃん

『軽くないし////////』

…なにこの可愛い生き物

ボクはAの頭を撫でるとまた顔を赤くする
面白いなぁ…

翔)…次…次行こうぜ!!

ショウが大きな声で言う

この中で一番要注意な人物

他の皆には勝てる自信がある
…でもショウは分からない

…絶対Aは渡さないから

たとえ大切な後輩でも､ね…