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翼「さっ、その空気はそこまでにして。ご飯できたよ。」
翼が持ってきたのは、フワッフワッのオムライス。
それが、目の前に来た途端みんな、その周りに集まった。
どこが、一番美味しいかとか考えてるみたい。
ほーんと、男子って。
翼「ちなみに、作ったのは俺！」
えっ、すごい。
見た目だけでも、小学六年生のレベルを超えてるのでは・・・。
そう考えている間に、黒木くんとこっこがお皿を運んできてくれた。
なんか・・・みんなすごい！
若「じゃ、みんな揃ったことだし食べるか。」
うん。
全「いただきます！」
若「うめー！」
早速、若武は卵の部分を頬張り、感嘆の声をもらす。
それに続いて、上杉くんや、黒木くんも食べだした。
私も。
立「おいしー！」
それは、本当に美味しかった。
もう言葉で表せないくらい。
これ、お店に出せる気がする・・・。
ていうか、家の冷蔵庫にあったものだけでこんなご飯作れるんだ。
今度、教えてもらお。
立「翼、これ、すっごく美味しいよ。」
翼「ありがと。」
うぅ・・・笑顔が眩しい。
翼「あっ、アーヤ。頬にご飯粒ついてるよ。」
えっ、どこ！？
私が、取れなくてしどろもどろしていると翼の手が近づいた。
翼「ここ。」ペロッ
翼は、手を伸ばしてご飯粒をとってくれたんだ。
そこは良かったっていうか、嬉しかったんだけど・・・
その後が・・・。
私は、言葉にできない恥ずかしさで一瞬で気絶。
それを、心ちゃんが運んでくれたんだって。
で、どうなったの
って聞いたら、やばいことになったって言われた。
えっ、どんなことになったの？
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作者名：ミュー | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/urtnk/
作成日時：2019年12月28日 21時
