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第13話 ページ30

セトside


昨日からAが帰ってきてないっす…


裏切り者は嫌いっすけど、少し心配っす…




とにかく、バイトに行かなきゃ…




セ『行ってきまっす…』


言った瞬間…


ラ『行ってらっしゃぁーい』


これだ…正直言ってウザい…



はぁ、という感じて外に出る。


今日も寒いっすね…




あそこに人が倒れてる感じっす




駆け足でその人の方へ向かう。




セ『!?』


俺は驚いた。



その人は……………………………………Aだった。




とりあえず額を触る。



冷たい。


とにかく急いでアジトへ…




とAを担いだ瞬間、




少し離れたところに手紙が11通あるのが見えた。




それももってアジトへ帰る。




ガチャッ




キ『誰…だ…ってセトか…後ろのは…Aか?』



俺は頷きいそいでリビングのソファーにAをおろす。





息はしていない。



脈も動いていない。




彼女は…死.んだ…



涙が出てきた。



リビングに居たのは俺とキドだけ…




俺はポケットから11通の手紙を出した。




ガヤガヤと声がする。



キドが皆を連れてきたようだ…




俺はテーブルに手紙を並べた。




そして



セ『皆、これを見てっす…皆で開けて見ようっす…』



マ『ぅ………っん』


マリーが泣きながら返事をする。




ベリベリっと手紙の封筒を開けた音…




シ『…エネっちゃんへ…ううんお義姉ちゃんへ…?義理の姉?エネ…おまえが?』


え?っとおれも思ったっす…すると_




キ『…麻桜と美桜以外、の全員分あるぞ…』




そこには、Aの丁寧で可愛らしい字で…






俺たちは全員手紙を読んだ。




10通の手紙を読んだ。皆泣いていた。





ラスト残るは1通…




キ『…開けるぞ…』



それは、メカクシ団の全員宛だった。



No.10は蘭にあげろ…とか、




幸せにだったよ…とか、




本当にAが蘭をいじめたのか?




皆そんな事を考えていた。



皆、沈黙している。




その沈黙を破ったのは蘭だった。




ラ『あのっごめんなさい…本当はAやってないんです…本当は__さんが蘭の事やったんです…でも本人がやったって言ったら、殺.すって言われて…で、たまたま近くに居たAのせいにしちゃったんです…本当にごめんなさい…』



え?__がやった?Aは悪くない?




Aはどれだけ苦しんできたのだろうか…









ごめんなさい…






心の中で謝った…




何回も何回も…

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3色団子 - ハルんぱさん» ありがとうございます(つД`)ノ (2014年4月23日 6時) (レス) id: 405e401dd2 (このIDを非表示/違反報告)
ハルんぱ(プロフ) - とっても、おもしろいです! (2014年4月21日 22時) (レス) id: 003e7c13fd (このIDを非表示/違反報告)
3色団子 - ふぁ!?2、20万ヒットだと!?((((;゚Д゚))))))) (2014年4月10日 20時) (レス) id: 405e401dd2 (このIDを非表示/違反報告)
3色団子 - プリンさん» おぉ!ログインしたんだ!?おめでとうヽ(;▽;)ノ (2014年4月8日 23時) (レス) id: 405e401dd2 (このIDを非表示/違反報告)
プリン(プロフ) - 間違いました。↓は続編のことです!すいません!(滝汗) (2014年4月8日 21時) (レス) id: da53006bc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うめしーと | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2014年2月3日 21時

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