[探偵チームKZ事件ノートOS]～廃墟アパートは知っている～ (ページ5)

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憂鬱ページ5

いろいろと慌ただしかったが、無事授業を終え、帰路についていた。

ハァ～。

最近、なかなか集合がかからず、とても憂鬱。
私たちが進級してから解決した事件は、『[探偵チームKZ事件ノート]～お嬢様は知っている～』だけ。
そこで、私は新しい友達にあったの。

花園グループのお嬢様で、物凄く大人な女の子。
漆黒の綺麗なストレートな髪に、何もかも見透すかのような青い瞳。
黒木君にとても似ていて、ミステリアス。
元気かな？またじっくりお話ししたいな。

それにしても、集合かからないかな？

私の願いが叶ったのか、家に着くと小塚君から留守電が入っていた。
やった！
久しぶりに集合だ！！
今日の秀明の休み時間カフェテリアだそう。
小塚君の口調からして事件ではなさそうだけど、、、、、、

ってことは、、、、、、

『教養会議』

話題考えてないじゃん!?

な、な、何にしよう？

そして考えた結果、今日マリンたちから聞いた
『幽霊アパート』の話にしたの。
本当は自分の分野のことで気になることなんだろうけど、
その場で考えただけのことだと、発表の意味がなくなってしまうのだもの。
みんなはどんなことに興味を持っているのかな？

久しぶりの集合に期待を寄せながら苦手な数学の授業を乗り切った。