旧調査兵団本部5 ―苦手なもの ページ48
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「Aさんは、もう担当の場所の掃除終わったんですか？」
「まさか〜！サボりに来たの」
「ええっ！？」
「だって、どうせ合格もらえないしね。メチャクチャ厳しいんだよ、兵長のチェック。面倒臭い…」
Aは「あ〜、疲れた」と言いながら、そのままベッドにボスッと上半身を倒した。
え？兵長は潔癖症って言ってたけど、その恋人がこんな感じで大丈夫なんだろうか…？
自分が首を突っ込むことではもちろんないが、エレンは内心不安になる。
「えと、…じゃあ、ここの掃除が終わったら手伝いに行きますよ」
「本当に！？エレン、優し………ギャ―――――ッ！！！！！」
「…えっ！？」
とエレンが思ったのと同時に、ベッドからすごい勢いで立ちあがったAに、ギュッと抱きつかれていた。
「ちょっ！？ど、どうしたんですか、Aさん！？」
エレンはビックリしながらも、顔を赤くする。
「蜘蛛！！蜘蛛がいたの！！私、Gは大丈夫だけど、蜘蛛だけはダメなの――――！！！！」
「Aさん、落ちついて下さい！！大丈夫ですよ！！」
Aは余程怖いのか、エレンの首に腕を回し、すごい力でしがみついてくる。
ちょっと、嬉しいかも…
いやいや、そうじゃなくて！！
兵長にもしこんなところ見られたら、巨人化する前に殺される！！
絶対、瞬殺される！！
「Aさん、大丈夫ですよ！！きっともう、どこか行っちゃいましたよ！！」
「本当に！？」
そう言ったAの足元を、黒い物体がピョンと通り過ぎる。
「きゃ―――！！まだいるよ〜〜！！」
「ちょっ…待っ……ッ！？」
思わず二人の足が絡んで、そのままAの後ろにあるベッドの方に向かってバランスを崩した。
エレンがAの上に覆いかぶさるような形で、ベッドに倒れ込む。
気づくと、二人の唇と唇が触れ合う寸前だった。
「「……っ…！？」」
至近距離で二人の目が合う。
上に覆いかぶさるようになっていたエレンがハッとして、反射的に身体を起こした。
「す、すみませんっ！俺……っ」
「…っ……ごめん…！！私が……っ」
「…オイ。テメェら、掃除さぼって何してやがる…？」
ふいに、入口の方から声がして、二人は文字通り飛び上がるほどビックリした。
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沙羅(プロフ) - 罍罍さん» 通知が来てなくて、つい今しがた気づきました！！（泣）遅くなってしまい申し訳ありません！長い作品を読んで下さり本当にありがとうございます！エロカッコいい（//▽//）そんな兵長が大好きすぎます（笑）応援ありがとうございます！今後も精一杯頑張ります！ (2018年3月1日 23時) (
レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
罍罍 - 今、最初から全部読んでます！ヤバイ！！！！！兵長がエロかっこいいです(//∇//)！これからも頑張ってください！ (2017年12月31日 16時) (レス) id: 4203201650 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - りあさん» りあさん！こんばんは！なんと通知が来ておらず、今頃コメントに気づきました〜(T□T)もう一ヶ月も前ですね！？レス遅くなってすみません！この作品を読んで下さって本当にありがとうございます！コメも☆も心より感謝です！完結まで精一杯頑張ります(＞Д＜)ゝ (2017年4月21日 23時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
りあ - 沙羅さんこんばんは♪そう言って頂けて良かったです、余計なお世話だ~って言われたらどうしようかと…汗)自分だとなかなかこういうの気付きにくいですよね！読む側としては、読んで、コメして、お星様☆つけてというのがせめてものお返しなので♪今日、4読み終えました (2017年3月26日 22時) (レス) id: 33f147918f (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - りあさん» こんばんわ！早速修正しました〜ヽ(；▽；)ノ更新前にチェックしてるはずなのに、自分では気づかなかったリ、後々になって気づいたり…(T∀T)こうして教えて頂けるのはありがたいです！本当にありがとうございます！ (2017年3月25日 23時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
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