旧調査兵団本部4 ―今まで通り ページ47
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もちろん、暴走するつもりなんて毛頭ないが、自分がこの力をコントロールできていない以上、その事態が起こる確率は決して0パーセントではない。
そうなったとき、リヴァイ兵長、そして班員の人達は、迷うことなく自分に刃を向けるのだろうか…？
いや、間違いなくそうだろう。
その為の特別作戦班だ。
そして、それはAさんも例外ではなく……
そう思うと、否応なしに悲しくなる。
だが、それは仕方のないこと、――と、エレンは無意識にゴクリと唾を飲み込んだ。
「エレン〜！！調子はどう？」
突然後ろから声がしたかと思うと、ドアの向こうからAがひょこりと顔を出した。
エレンは丁度Aのことを考えていたところだった為、一瞬ビクリとする。
「は、はい！…だいぶ進んだと思うんですが…」
「どれどれ………う〜ん、まだまだかな」
「え？…そうですか？」
「エレン。兵長はね、超が付く潔癖症だからね。本当に。…まぁ、何度かやり直しさせられると思うよ」
「…はぁ、そうなんですね。…あ、それで皆さん、さっきちょっと重い空気に包まれてたんですか？」
「そうそう。…ぺトラぐらいかな。兵長がチェックしてすぐにOKもらえるの」
「え？Aさんは？」
「私？ダメだよ〜！！いつも怒られてばっかり」
Aは小さく溜息をついた後、部屋の端のベッドに腰を降ろすと、「あ、…そういえば」と言った。
「兵長と付き合ってること、エレンにちゃんと言ってなくてごめんね。なんだかタイミングがなくて……」
「あ、いえ…その、噂で訓練兵団にいた時に聞いていたので、なんとなくは……」
「え！？そうなの！？…噂、恐るべしだね……。あっ、でも本当に気にしないでね！！今まで通りでいいんだからね！！兵長にも私にも変な気は使わないで。その方が助かる」
「あっ、は、はい！！…わかりました」
Aさんはどうして兵長と付き合うことになったんだろう、付き合い始めてどれくらい経つのかな……など、いろんな疑問が沸き出てきたが、エレンは口に出さなかった。
聞けば聞くほど、自分がつらくなりそうな気がした。
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旧調査兵団本部5 ―苦手なもの→←旧調査兵団本部3 ―リヴァイ班
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沙羅(プロフ) - 罍罍さん» 通知が来てなくて、つい今しがた気づきました！！（泣）遅くなってしまい申し訳ありません！長い作品を読んで下さり本当にありがとうございます！エロカッコいい（//▽//）そんな兵長が大好きすぎます（笑）応援ありがとうございます！今後も精一杯頑張ります！ (2018年3月1日 23時) (
レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
罍罍 - 今、最初から全部読んでます！ヤバイ！！！！！兵長がエロかっこいいです(//∇//)！これからも頑張ってください！ (2017年12月31日 16時) (レス) id: 4203201650 (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - りあさん» りあさん！こんばんは！なんと通知が来ておらず、今頃コメントに気づきました〜(T□T)もう一ヶ月も前ですね！？レス遅くなってすみません！この作品を読んで下さって本当にありがとうございます！コメも☆も心より感謝です！完結まで精一杯頑張ります(＞Д＜)ゝ (2017年4月21日 23時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
りあ - 沙羅さんこんばんは♪そう言って頂けて良かったです、余計なお世話だ~って言われたらどうしようかと…汗)自分だとなかなかこういうの気付きにくいですよね！読む側としては、読んで、コメして、お星様☆つけてというのがせめてものお返しなので♪今日、4読み終えました (2017年3月26日 22時) (レス) id: 33f147918f (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - りあさん» こんばんわ！早速修正しました〜ヽ(；▽；)ノ更新前にチェックしてるはずなのに、自分では気づかなかったリ、後々になって気づいたり…(T∀T)こうして教えて頂けるのはありがたいです！本当にありがとうございます！ (2017年3月25日 23時) (レス) id: e76103ed1a (このIDを非表示/違反報告)
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