人類最強と私の恋愛事情4―希望の行方―【進撃】【リヴァイ】

一番危険な人 ページ23

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「え〜〜！？ないないないない！！あの俺様上司＆俺様彼氏が嫉妬なんかするわけないじゃないですか！？そんなことがもし起こったら、空から槍降ってきますよ。巨人降ってきますよ！！」

「…そこまで言うか。巨人降ってくるのは楽しそうだけどｗｗ」←

「楽しくないです！！それに、エレンはまだ15ですよ！そういう対象にはならないですよ……」

「へぇ〜、そうなんだ。いいじゃん、15！！お姉さんがいろいろ教えてあげればいいじゃん！！」

「ハンジさん…本当に削ぎますよ」

「ははは。でも、リヴァイはそうは思わないかもよ」



ハンジの言葉に、Aはあからさまにため息を吐いた。



「そんなわけないじゃないですか。兵長にいたっては、15なんて絶対『クソガキ』扱いですよ。私だって未だにガキ扱いなのに。…ああ、今頃『この、クソガキが！』みたいな感じで、エレンが兵長に睨まれてるんじゃないでしょうか。不安です…」

「…ああ、確かにその絵はリアルに目に浮かぶねｗｗ」

「ちょっと、笑い事じゃないですよ！！って、ちょっと待って下さい、ハンジさん！！なんなんですか、この女子トーク的な感じ。こんなこと話してる場合じゃないんですよ！！今は、エレンが大変な時なんです！！」

「う、うん。そうだね」←ちょっと勢いに押された人

「もし、このまま憲兵に身柄が渡ったままだと、いつ殺されてもおかしくない状況…ですよね」

「…まあ、得体の知れない脅威は排除する方向になるだろうとは思うよ。こんな勿体ない話はないよね！！」

「…勿体ないって。それもどうかと思いますが。団長と兵長は、どう考えているでしょうか？」

「エルヴィンはきっと、…彼の力を利用したいと考えると思う。リヴァイは……、そうだね、彼は自分で見たものしか信じないタイプだからね。味方と信じられるなら助けるし、敵となるとわかれば…排除するかもね」

「ちょっと今、サラリと怖いこと言いましたよね」

「まあ、私の推測だから。とりあえず私としては一刻も早くエレンと会って、その身体を調べつくしたいよ〜！！人間が巨人になるなんて、こんな事実！！もう血が滾ってしょうがない！！」

「………もし、エレンが調査兵団に入ることになっても、エレンに変なことしないで下さいね」

「………たぶんね」

「たぶん、じゃなくて」



Aは小さく息を吐く。






この人が一番危険かも……

戦い方とは…→←乙女心？

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